留学ドットコム 語学学校レポート
ここに任せておけば大丈夫という安心感のある老舗語学学校
学校概要
English Fellaはセブに2つのキャンパスを持つ語学学校で、今年の6月で10年周年を迎える老舗名門校です。セブシティから車で30分程のタランバン地区にあり、コンビニやレストラン、マッサージ店は徒歩圏内、少し足をのばせばガイサノグランドモールがあります。この土地に学校を開校するにあたり、オーナーは何かあった時のために病院の近くという立地条件にこだわったそうです。実際に当キャンパスのすぐ傍には、24時間オープンしているノースジェネラルホスピタルがあります。第1キャンパスは定員120名ほど、平日でも外出が可能で、スパルタキャンパスと比較すると小規模のキャンパスです。校内は清潔に保たれており、30個のCCTVと24時間交代のガードがゲートを守っているため、不安なく快適に過ごすことができます。校内には英語、韓国語、日本語、中国語の4カ国語で放送がながされます。在校生は韓国人と日本人の学生が大半を占め、1~2割が中国や台湾の方で、最近ではベトナムの方も増加傾向にあるそうです。
講師の質にこだわり、モチベーションを保つための工夫も実施
English Fellaの講師は、全員が4年制大学を卒業したフルタイムの職員です。グラマー、リーディング、リスニング、スピーキング、グループ、試験対策と教科専任制をとっており、セクションごとにリーダーがいます。グループ授業担当の先生はマンツーマン授業を持たないというように専任制を徹底しています。全講師が月に2回のトレーニングに参加し、情報を共有したり、今後の教育方針などについて話し合ったりしています。勤務態度や勤続年数、月1回のテストの結果で優秀な先生には、ご褒美旅行のプレゼントがあるそうです。また生徒に月1回アンケートを実施し、担当講師に評点とその理由のフィードバックを行っています。セブには現在多数の語学学校が開校し、優秀な先生の確保も年々難しくなっています。当校では講師の質とモチベーションを保つ工夫を行っており、勤続年数が長い先生が多いという点にも納得がいきました。
クラシックキャンパスのスケジュール
トレーニングで土曜日出勤していた講師
一般英語から試験対策までコースの多彩さ
当校では、一般英語から各種試験対策まで多彩なコースを開講しています。長期滞在の方はある程度のレベルに達し、差額を支払えば途中のコース変更や現地での延長も可能です。部屋に空きがあればキャンパス間の移動もできます。当キャンパスで日本人に人気のコースは、マンツーマン授業が最大6コマとれるESL6です。最大3コマまでスピーキングの授業にあてるなど、自分の目的に合わせて授業のアレンジができます。特に2カ国留学を考えている方で、より最短期間で英語が話せるようになりたい方にお勧めのコースだと感じます。毎週木曜日の午前中にはレベルテストを受講し、各項目レベルの判定を行います。個人の成績はパソコンで一元管理し数値化しているため、自分の得意分野や弱点がはっきり分かり、ひとりひとり自分に適した勉強の方法が分かります。英語の資格を取得したい社会人や就職を控えた学生にはTOEIC、TOEFL、IELTSの各種試験対策コースも人気があります。夕方に行われているオープンクラスはヘッドティーチャー級の講師が担当しているそうなので、ぜひ参加をお勧めします。第1キャンパスではボキャブラリーや基礎文法、映画、スピーキング、スピーチのクラスが行われています。当キャンパスに義務自習の時間はありませんが、自習室は24時間利用可能です。
キャンパスごとに異なる雰囲気と設備
第1キャンパスは定員がスパルタキャンパスの約半数と少なく、外出が自由にできるため社会人の方が集まる傾向にあり、年齢層も少し高めです。1人部屋は大変人気があるため、ハイシーズンに渡航を検討されている方は4カ月前の予約をお勧めします。当キャンパス独自の施設として、大画面で映画が見られるシアタールームを完備しています。各部屋にあるテレビでNHKやCNNが視聴可能な点も、日本を長く離れる長期滞在の方には嬉しいポイントです。売店では扇風機やドライヤーなど家電をはじめ、歯ブラシやトイレットペーパー等の日用品も販売しています。エアコンを使用するよりも扇風機の方が経済的のため、扇風機を購入する方も多いのだとか。食事は7週間毎にメニューが考えられており、飽きがないようにどの国の食事でも食べられるように工夫しています。味噌やカレールーは日本の食材を使用し、日本人にも好まれる味付けをしています。料理はミネラルウォーターを使用しているため、お腹が少し弱い方でも安心です。アクティビティは週ごとに決まっており、掲示板にスケジュールが張り出してあります。スパルタキャンパスと違い人数も少ないため、当キャンパス独自のイベントもあるそうです。当校では法人や高校など団体の受け入れも実績持っていますが、団体の方はスパルタ規定のあるキャンパスを好むため、当キャンパスは個人の方が多い傾向にあります。
今回学校内を案内してくれたのは日本人スタッフの管原さん、高橋さん、タカシさんと韓国人オーナーのキムさんです。スパルタキャンパスにあった日本では見慣れないトレーニングマシーンは、オーナー自ら使い方教えてくれました。オーナーが校内を見回ることもあるため、施設の管理も徹底し、授業以外の面での講師のレベルも保たれているのだと感じました。フィリピンには語学学校が多数あるため、学校選びに迷うこともあると思います。施設、カリキュラム、サポートなど様々な観点から見ても、当校はここを選べばまず安心という思いを抱かせてくれる学校です。