留学ドットコム 語学学校レポート
世界で活躍できる医療従事者を育成するための医療英語に特化した学校
学校概要
Happy Life Cebu Academy(HLCA)は2015年に新しく開校された、セブ市内の4つ星ホテルの3階フロアの一角にあるキャンパスを構えるビル型の学校です。HLCAは小規模な学校ですが、医療英語に特化したコース、カリキュラム構成で、世界中で活躍できる医療系の人材を育成する目的で作られたフィリピンではとても珍しい学校です。当校は、医療系のコースでは座学に留まらず、現地の病院での見学も盛り込まれた実践的なカリキュラムを提供しています。主な滞在先は同ビル内の4つ星ホテルのお部屋で、プールやジム施設も無料で使用可能となっております。他にも、外部ホテル、コンドミニアム寮、シェアハウス、ゲストルームなどの滞在先から、お好みのスタイルに合わせた選択が可能です。
充実の施設で不自由さを感じることのないフィリピン最高水準の留学生活が可能
HLCAはセブ市内の中心地、4つ星ホテルCrown Regency Hotelと同建物内3階フロアの1区画にキャンパスを設けています。今回の訪問時には、ホテル寮を見学させていただきました。4つ星ホテルということもあり、すべての入り口にはセキュリティガードが24時間常駐で安全面も問題なく、滞在者はプール、ジム、ライブラリー、ラウンジなどを無料利用でき、マッサージ店やカフェなどもあるため、1つの建物の中で事足りる環境です。施設面も新しい設備を整えているため、異国での留学生活のストレスを一切感じることのない環境だと感じました。また、ホテル滞在者と同様のサービスが提供されているとのことで、お部屋の掃除はもちろん、アメニティ類は逐一補充していただけるとのことで、まさに至れり尽くせりな生活が送れるでしょう。
ホテル寮
敷地内プール
学生の英語力を細かく11段階にレベル分け、生徒それぞれに合わせた質の高い授業
HLCAでは入学時のレベルチェックテストで学生のレベルを11段階に細分化し、初級者から上級者まで幅広くそれぞれのニーズに合わせて授業を展開しているとのことです。HLCAではオープンブース型のスペースで、すべてのコースの授業がマンツーマンで行われます。定員30名の小規模校の利点を生かし、常に生徒からの希望などを伺い、そちらに合わせた授業内容をカスタマイズしているとのことです。HLCAはフィリピン人と日本人オーナーの共同経営で、当校の講師はフィリピン人オーナーによる厳しい採用基準を通過した講師のみ雇っているとのことですので、授業の質も高いものに保たれています。日本人のマネージャーの海仲さん自らもフリークラスを設けて日本語を用いて教えることもあり、また個別に生徒に教えることもあるとのことで、初心者の方にも安心して学習ができる環境です。
オープンブースの授業スタイル
授業の雰囲気
世界の医療現場で活躍できる人材育成を目的とした医療英語に特化したコース
視察時に一番時間をかけてご説明いただいたのが、医療英語コースについてです。フィリピン人オーナーのお母様が現地の医療系の大学で学部長をされていたとのことで、当校の医療コースのカリキュラム、授業内容、テキスト作りなど多岐に渡りアドバイスを貰い、本格的な医療英語を学べるように熟考したとのことです。医療英語コースでは、現地の病院への訪問・見学ができ実際に海外の医療現場の雰囲気を味わえるのも魅力のひとつです。またNGOと提携し、医療系のボランティアにも参加できるようになっており、熱帯医療から災害医療のボランティアなど様々な種類があります。こちらのコースは、医療英語に興味がある方には特に魅力的な要素が詰まった内容だなと感心しました。
今回日本人マネージャーの海仲さんのお話を伺いましたが、現地の病院への訪問、見学ができるようになったのも、海仲さんが実際に何度も足を運び、根気強く交渉したうえでのことだそうで、この方は医療英語に関してかなりの情熱を持っていらっしゃるなと感じました。医療英語に興味があっても、難しいのではないかと構えてしまう方もいるかもしれませんが、HLCAではそんな方にも細やかなサポートでしっかり対応していただけます。
日本人マネージャーの海仲さん(右)と学生スタッフ