留学ドットコム 語学学校レポート
コース数も豊富で学習できる環境が整備された学校
学校概要
Philinterはマクタン島内に位置し、セブ・マクタン空港から10分と大変便利な立地です。周辺にはショッピングセンターや日本食レストランなどもあり、生活環境には困ることはありません。校内は大変きれいに整備されており、プールや校内カフェもあるため敷地内だけでも快適に過ごすことができます。当校に通う学生は日本人や韓国人だけでなく、台湾人やロシア人、タイ人、中国人、ポーランド人やスペイン人など国際色豊かな環境が魅力の一つです。私が訪問した際、マーケティングチーム長のユヨンさん(中央)が校内を案内してくれましたが、数多くのコース設定があり、各コースでの学習効果があることが証明されているとのこと。当校はスパルタ式スクールではないですが、門限があったり出席に厳しかったりと、締まった生活環境と学習管理されているため、しっかりと学習できる環境を求めている方に向いていると感じました。
専門科目に特化した教師を育成、各科目で高レベルな教育を提供している
Philinterの教師陣はすべての分野を教えるのではなく、文法のみを教える教師、リーディングのみを教える教師、といったように一人の教師がひとつの分野に特化して教えています。発音矯正のグループクラスは、国籍で発音の癖や弱点が違うため、国籍でクラスを分けて授業を行う徹底ぶりです。また教師のトレーニングを専門に行うトレーニング講師が2名在籍しており、定期的にトレーニングを行って教育の質の向上を目指しています。また教師は採用されればそこで終わりではなく、年に1度IELTSとTOEICの試験を受け、一定以上の点数を保持しなければなりません。以上のことからPhilinterは教師のトレーニングを怠ることなく、高い教育の質を維持しているとのことです。
生徒のレベルやニーズに合わせられる柔軟なカリキュラム構成とサポート制度
Philinterではバディーティーチャー制度を採用しており、各生徒に先生1人が担任として就き、学習の進捗状況や相談があれば、4週間に1度のコンサルテーションの時間で相談できるため安心です。独自の細かなレベル分け制度を行っており、スピーキングはビギナーのテキストを使用し、文法は中級のテキストを使用するといったように、科目によってレベルの違うテキストを採用しているのもこのPhilinterの特徴です。文法の授業を増やしたい、スピーキング重視にしたい、といったような授業カリキュラムの変更を希望する場合は、週2回まで変更可能です。またコース変更の場合は3~4週間前までに相談をして、トライアル後授業についていけると判断されればコースを変更することが可能です。2015年10月時点では、より多くの時間学習したいという学生が多く、マンツーマン4時間のGeneral ESLコースから、マンツーマン5時間のIntensive Power Speakingコースに変更されるケースが多いということでした。
独自のレベル設定
発音矯正専門クラス
企業からも注目されているビジネス英語コース
Philinterのビジネスコースは、Basic BusinessコースとAdvanced Businessコースの2種類があり、個人の方からはもちろん企業からも注目されています。Basic Businessコースはグループクラスが3コマと多めに設定されており、基本的なビジネス英語のカリキュラムで構成されています。コース修了時には「リサーチと報告」が行われ、コースを通してこれまで学習してきた内容を報告する時間が設けられています。Advanced Englishコースでは、より高度な内容の文書作成や会議で必要な英語などの授業が行われ、課題の提出も義務付けられるなどハードな内容となっています。コース修了時に発表する最終課題のプレゼンに向けてコースが進められていきます。プレゼンテーションの授業ではパワーポイントを使用して、コース担当の教師達や生徒の前での発表となります。プレゼンは発表するのみでなく教師により点数で評価され、フィードバックを受けることができるため実践により役立てることができます。コース修了時には、レベルや能力別の点数やコメント等が記載された修了書が発行されるため達成感があります。
ビジネスコース専用クラス
プレゼン用ルーム兼シアタールーム
私の訪問当時も校内は国際色豊かな環境で、国籍の違う生徒同士が一緒に過ごす光景がたくさんありました。校内にはプールもあり、のびのびとした環境で楽しく生活ができる一方で、欠席や門限には厳しく、しっかりと学習できる環境が整っているように感じました。ESLはもちろん、試験対策コースを受講された方のスコアの伸びも素晴らしく、確かな英語力の向上が期待できる語学学校です。