留学ドットコム 語学学校レポート
世界4ヶ国にキャンパスを持つ語学学校、選択授業で「今」学びたいことが選べる
学校概要
ILSCは世界4カ国に9つのキャンパスを持つ、今年25周年を迎える大規模語学学校です。日本人スタッフの田村さん（写真右）は、ブリスベン校で長期間スチューデントアドバイザーもされていた経験があるため、留学生の悩みや現地での生活などに詳しく、しっかりとしたサポート体制に定評があります。今回、田村さんからILSCシドニー校のお勧めの選択授業やキャンパスの特徴をご紹介いただきました。当校はオーストラリア国内にはシドニーとブリスベンにキャンパスがあり、今年新たにメルボルン校が開校しました。全てのキャンパスにおいてシステム・サービスが統一され、全キャンパス日本人スタッフの常勤スタッフが在籍しています。また現地での転校も可能で、国をまたいで転校される方もいらっしゃるそうです。校内ではEOP（母国語禁止制度）がとられており、規則を破った場合はペナルティもあります。ルールを徹底することにより、日本人にありがちな英語を使用する恥ずかしさが無くなり、英語初心者の日本人同士で固まらない英語環境作りがされています。
タウンホール駅からすぐの好立地
おしゃれな雰囲気の校内風景
4週間1タームの選択授業で、その時に学びたい事を選択できる
ILSCの特徴の一つとして、選択授業の豊富さが挙げられます。大学の履修登録のように、自分のレベルに応じた受講したい授業を選びます。シドニーキャンパスで人気があるのはカフェワークスキルのコースだそうです。カフェワークスキルコースを開始以来、開講されなかったターム（学期）はないというくらいの盛況ぶりとのことです。授業では本格的なエスプレッソマシン―ンを購入し、ターム最終週にはグループに分かれて各々メニューの売り上げを競います。このコースでは、より実践的なマシンの使い方や専門用語などを学びますが、バリスタ資格は取得できませんのでご注意ください。（なお、バリスタ資格が欲しい方は当社の方でアレンジできますので、お気軽にお問い合わせください。）選択授業での開講している授業は、学校校規模や受講希望者の人数によって異なります。現在カフェワークスキルのコースは、シドニーとブリスベンのみで開講しており、カナダでは現状開講しておりません。
大学生や英語力を活かした仕事に就きたい方におすすめのコース
オーストラリアは学生ビザでも決められた時間内で就労が可能なため、シドニーキャンパスは特にビジネス系の授業が人気です。大学を休学して留学される方や、帰国後就職活動される方にお勧めのコースは、スピーキングダイナミックとビジネス英語の組み合わせだそうです。この組み合わせの場合は、午前中にスピーキング力を鍛え、午後に欧米圏のビジネスマナーを学びます。当校のビジネス英語は、ビギナー向けのものから上級者向けの内容まで幅広いレベルに対応しています。また、接客英語が学べるトラベル＆ホスピタリティーもお勧めです。授業の一環として接客のロールプレイや、現地のレストランに見立てたドリンクメニューを覚えることもあるそうです。時間に余裕がある方には、最後の仕上げとしてケンブリッジ英検コースの受講をお勧めしているそうです。ビジネス系の授業が人気のオーストラリアとは対照的に、カナダでは文化を通して学ぶ英語のコースが人気だそうです。選択するコースによっては最低受講期間が決まっているため、希望するコースがある場合は予めお問い合わせください。
授業中の様子
休み時間のラウンジ風景
長期の学生が多く、目標・目的を探しながら学べる学校
海外留学を計画する際、自分の留学目的や目標を持つことは大切だと言われています。実際に私もカウンセリングにいらっしゃったお客様に「今回の留学の目的・目標は何ですか？」とよく質問しています。しかし、最初から明確な目標を持って相談される方は少数です。当校では選択授業でその時に学びたいことが選べるので、幅広いコースを受講しながら目標・目的を探したい人にお勧めです。なお、学校指定のターム開始日は、予め決められています。入学は毎週月曜日に可能ですが、ターム途中からコースに参加することになるため、入学日はターム開始日合わせることをお勧めします。どの選択授業を受講したら良いか迷った場合には、先生からのアドバイスがもらえますし、各キャンパスに在籍する日本人スタッフにも相談が可能です。
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