留学ドットコム 語学学校レポート
オーストラリアの現地感が漂うアットホームな語学学校
学校概要
Sydney English Academy(SEA)は、シドニー市内からフェリーやバスで30分ほど行ったマンリーにある語学学校です。今回お話を伺った校長先生のミックさんと奥さんのサムさんの夫婦で2001年に開校され、SEAを始める前は夫婦共に20年以上英語を教えていた教師が立ち上げた学校です。また、SEAは元々1人の生徒から始まった学校で、16年かけて評判が広がり今では100名以上の生徒を持つ学校に成長しました。ミックさんの温かい人柄やご夫婦が作り出しているアットホームな雰囲気で、その人柄を慕って学生が集まってくることを、今回お話しをお伺いして納得できました。SEAは小規模な学校ですが、開校しているコースが豊富で、一般英語コース、IELTSコース、ケンブリッジコースはもちろんのこと、マンリーという土地柄を生かして「英語+サーフィンコース」や「英語+スキューバーダイビングコース」なども開校しております。また、今後「英語+ボランティアコース」も開校予定で、SEAで英語を学んだ後に自然関係のボランティアができるコースになります。
充実した学校の周辺環境
多くの語学学校は利便性を重視してシドニー市内に集中していますが、SEAがあるマンリーは、カフェやレストランで賑わっている観光スポットとしても有名なマンリービーチがあり、不便さを感じることもなく充実しています。マンリーはビーチリゾート色の強い街並みが特徴のエリアなため、都会のようにビルが立ち並んでいて忙しさを感じないので、ゆったり生活したい方には適している場所になります。また、生徒さんの半数以上はマンリーで住んだり、働いたりと生活基盤をマンリー置いているそうです。昼間はビーチで遊んだり、カフェやレストランで食事したりする人で賑わっていますが、夜になるとカフェなどもパブに代わり昼間とはまた違った雰囲気があり、日本では味わえないリゾート感を楽しめます。ミックさんも夜のマンリーも美しくて楽しいとおっしゃっていました。
ご夫婦の徹底した学校環境作り
ミックさんとサムさんお二人が英語の先生だったことから、英語学習者の気持ちを理解しています。英語を学ぶ上で一番大事なのは、「自信をつけること」とおっしゃっていました。生徒達に自信をつけさせるために多国籍な環境作りにと、40種類以上のアクティビティーを設けるのに力を入れています。お話しをお伺いした2017年3月時点では、南米系の生徒25%、ヨーロッパ系の生徒52%、アジア系の生徒23%の割合でとてもいい国際バランスです。どんなに多国籍な環境でもアジア人とヨーロッパ人が別れるのではないかと思っておりましたが、そうならないために多国籍な環境作りに励み、アクティビティー企画をたくさん設けて、そこからいろんな人と話す機会を与え、自信に繋げさせています。
しかし、エレメンタリ―(一番下のレベルのクラス)の生徒は、英語力に自信がないので積極的に行動するのが難しくはなります。ここでミックさんが最近はじめたのは、休憩時間中にクラスルーム内の外に出るように促して、学生ラウンジでいろんな人と交流させるのを促しているそうです。このようにミックさんご自身が学校内を回り、生徒のことを気遣ってくれています。
SEAの授業の様子
生徒で賑わうラウンジの様子
安心のホストファミリーを用意
SEAの魅力の一つであるホームステイは、ミックさんの奥さんであるサムさんがホームステイをコーディネイトしており、実際にホストファミリーのお宅に訪問し質を確認しております。ホームステイ先に問題があれば、サムさんに相談すればすぐにホストファミリーと連絡し問題解決をしてくれます。また、提携しているホストファミリーも学校周辺の地域にあり、35分以内にアクセスできるようになっています。コーディネイトしているサムさんは、生徒さんにハッピーになってもらいたいと思っており、生徒さんとホストファミリーをマッチングさせる時も生徒の希望をできるだけ叶えようと努力してくれます。例えば、趣味がサーフィンの生徒なら、「サーフィンしやすいように海が近いホストファミリーにしてあげよう!」などと気遣ったホストファミリー選びをしているそうです。
このように、家族経営で生徒さん一人一人に快適にオーストラリアで過ごしてもらおうという心使いが伝わってくる素敵な学校です。シドニー市内とは違った雰囲気で、オーストラリアンライフを楽しみたい方にとって、SEAは最適な場所だと思います。