留学ドットコム 語学学校レポート
永住権も視野にレベルの高いチャイルドケアコースが学べる学校
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訪問日:2016-10-06
学校概要
シドニーイングリッシュランゲージセンター(SELC)は、オーストラリアで最も伝統と実績のある学校の一つとして知られている名門語学学校です。1985年創立以来、「徹底した人材育成」を理念に、常に留学生の立場に立ったサービス、質の高い教育を提供し続けています。SELCは現在シドニーに2つのキャンパスを持っています。一つは世界的に美しいと言われている、シドニーで最も有名なボンダイビーチからバスで約10分の場所に位置するボンダイキャンパス。そして、もう一つの校舎はシドニーの中心部にあるシティキャンパスです。2014年7月より、SELCのシティキャンパスはチャイルドケアの専門学校として生まれ変わりました。今回、SELCのボンダイキャンパスに在籍している日本人スタッフの大内さん(右写真の左側女性)が弊社東京オフィスに訪問され、当校についての魅力を語ってくれました。今回はシティキャンパスで行われているチャイルドケアの専門学校についてご紹介します。
チャイルドケア業界で有名な講師陣による良質なカリキュラム
当校には全30週間のサティフィケート3と、全60週間のディプロマコースの2種類があります。サティフィケート3はオーストラリアの法律に基づき、子供たちの福祉、健康面、学習スタイル、知育等を理論と実践を通して学んでいくプログラムです。当コースを終了することにより、チャイルドケアアシスタント、プレイグループスーパーバイザー等で働くことができます。さらにディプロマコースを終了した方は、チームリーダー、ルームリーダーとして子供たちのプレイルームの遊びのアレンジや、多くの管理職ポジションで働くことが可能となります。また、サティフィケート3及びディプロマをパッケージでお申込みすることにより、通常計90週かかるコースが、他の専門学校で学ぶよりも早い70週間で終了することができます。サティフィケートとディプロマの重複している授業内容を削る事により、SELCではシドニー内のどの学校よりも短期間で資格取得が実現できます。 こうしたカリキュラムを考えているのは、全てアカデミックコーディネーターのVivianさんだそうです。Vivianさんは、チャイルドケア業界ではカリスマと呼ばれるほどの方で、SELCで勤務する以前からTAFE(高等職業訓練専門学校)で10年近く働いた経験があるベテランの講師です。また、Vivianさんの下で働く講師たち全員は、Vivianさん自らが優秀な人材をスカウトし、最強のチームを作り上げたため、どこにも負けない良質な授業を提供できるそうです。授業風景1
授業風景2
実習先のチャイルドケアセンター
オーストラリアの永住権取得も夢じゃない
オーストラリアの永住権取得は、年々難しくなってきていると言われています。私自身、オーストラリアの大学を卒業しましたが、今では現地の学校卒という事だけでは到底永住権は取得できません。そんな永住権の取得に繋がる近道がチャイルドケアの資格です。近年、共働きが多いオーストラリアでは、チャイルドケアの人材不足が深刻化しています。国家としてチャイルドケアセンターで働くスタッフを確保するのは急務であり、政府は外国からくる人々を積極的に受けいれようとしている傾向にあります。そのため、チャイルドケアの国家資格を取り、オーストラリアで就職することは決して難しいことではありません。その後、就職先のチャイルドケアセンターにビザのスポンサーになってもらい、永住権申請の可能性が拓けます。実際、現在SELCの卒業生2名が永住権の申請を行っているとのことでした。SELCのチャイルドケアコースはオーストラリアでも有名なため、「SELCの卒業生だから」という理由で、就職先が決まる機会も多いそうです。 今回お話を伺った大内さんは、普段はSELCのボンダイキャンパスに在籍していますが、シティキャンパスにも日本人スタッフが常駐しています。現在、全校生徒は約220名で、その内12%が日本人の学生です。ただ単に永住権取得までの過程ではなく、「他の国の保育や子育てはどんな感じなのだろう?」、「日本以外の保育の現場を見てみたい!」という方にも受講していただきたい魅力溢れるコース内容です。
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