留学ドットコム 語学学校レポート
自社ビルの綺麗なキャンパスで数々の受賞歴を持つ人気校
学校概要
Questと他校の違い
Quest Language Studiesより日本人マネージャーのNatsukiさん(写真右)が訪問されました。Natsukiさんは、Questの卒業生でもあるため、スタッフ目線だけではなく学生目線でも当校を客観的に見ています。今回のご訪問では、特にQuestが他校と比べて何が大きく異なるのかを、具体的に教えて頂きました。
① ロケーションと校舎
Questはトロントで一番有名な通り、Young Street沿いにあります。また、最寄りのカレッジ駅から徒歩1分とアクセスも抜群です。カナダではビルの1フロアを学校として利用しているところが多い中、当校は独自ビルを構え、3フロアすべてが学校の施設として利用されています。学校は1997年設立なので歴史がある語学学校ですが、建物内は4年前にリノベーションをしておりますので、キャンパス内も大変キレイに保たれています。
② 優良語学学校に与えられるアワード受賞校
良質のサービス、施設、プログラム、講師陣を揃えている語学学校だけが選ばれる、英語教育業界では大変有名な機構から数々の賞を受賞した経験があります。
・Language Canada認定校
・プログラム・サービスにおける優秀賞(Language Canada)
・顧客満足度優秀賞 2003年~2013年連続受賞
・カナダ政府指定教育機関(Deigned Leaning Institution)
③ 2016年よりオリジナルテキストを採用
これまでは学生さまのレベルに合わせて市販のテキストを使用していましたが、今年度より、Questの講師(講師歴20年以上)が自ら2年の歳月をかけて制作した、経験・ノウハウをすべて盛り込んだオリジナルテキストを使用しています。テキストには、ノートを取れるスペースもありますので、一冊あればすべてをカバーすることができる仕様になっています。また最近はPCやタブレットを持ち込まれる方も多いということやネット環境にも配慮し、すべてのレベルのテキストデータとして個人のデバイスに取り込むことができます。取り込める機器をお持ちでない学生には、学校からレンタル用のタブレットが支給されるため、学校外でも場所を問わず学習を進めることが可能です。
④ フレンドリーな雰囲気で、抜群の居心地の良さ
Questは、生徒数150~300名の中規模学校になりますが、学生同士はもちろん、講師やスタッフも一人ひとりの顔と名前を把握していますので、挨拶やおしゃべりが絶えない、とても明るい雰囲気があります。通常、学校には講師専用のオフィスがあり、休憩時間は学生との交流がないことが多いのですが、当校には講師用の控え室はなく、休み時間も学生と同じようにラウンジやクラスルームにいます。そのため、自然とカジュアルな会話ができる環境がありますし、授業中にはあまり発言できなかった学生とのコミュニケーションを取ることができます。
チャットバディと楽しくおしゃべりする学生さん
⑤ 豊富なコースを用意し中長期の学生にも安心
Questには、一般英語だけではなく、インターンシップ、進学コース、TESOLコース、プライベートレッスン(教師宅にホームステイ)など様々なオプションがあります。短期の方、長期の方、ジュニア、シニアの方まですべての年齢層向けの学習プランをご用意しています。特にワーキングホリデー向けのインターンシッププログラムでは、専任のコーディネーターがおり、学生のニーズに合わせて企業のご紹介とマッチングを行っています。観光、飲食業界だけではなく、オフィスワークの職種もありますし、営業を行うものもあります。有給・無給と両方をご用意しています。
その他、長期プランになりますと「語学研修 → 専門学校 → インターンシップ」といったカナダで仕事経験ができるまで一体化されたプログラムも用意されていす。専門学校での学習期間と同じ期間の就労ビザ(コープビザ)が発給されるため、インターンシップ期間も長期の時間を掛けて現場経験を積むことができます。このプログラムを終了後、ワーキングホリデービザに切り替えることで、専門分野で2年近く就労ができますし、ゆくゆくはワークビザ・永住権の取得の可能性も視野に入るとのことです。
ユニークな授業内容と学生レベルに合わせたカリキュラム
Questの一般英語はEnglish Foundation Programsと呼ばれており、Core Englishというバランスよく聞く・読む・話す・書く、の4技能を学ぶコースと、Focus on Communication(FOC)という会話に力を入れたタイプの2種類があります。週にどれくらい勉強されたいかを自分で選択することができ、で20・24・28・32 レッスンから選んで学習できます。自分のペースで学習を進めることができるため、無理なくプレッシャーを感じることなく英語留学を進めることができます。
Natsukiさんの一番のおすすめは、28レッスンコースということです。理由としましては、途中からコース変更をする際に差額費用の支払いがなく、フレキシブルに授業調整できるということ。またFOCの場合は、チャットバディという交流パートナー紹介制度が無料で付くということからです。授業以外でカナディアンと週3~5時間交流チャンスがあり、一緒に出掛けたり、おしゃべりをしたりすることで自然な会話環境で英語を伸ばすことができます。
また、授業のCore、FOC共に週毎にテーマが設定されており、そのテーマに沿ってボキャブラリーを覚えたり、リスニングをしたり、ディスカッションをしていきます。ピリオド(時限)ごとにクラスが変わっても、一貫したテーマの中でそれぞれのスキルを磨いていくので身に付きやすくなります。英語レベルは11レベルの設定が用意されていますが、6以上になると、テーマについてプレゼンテーションをするという課題も出されます。午後はワークショップという選択クラスから希望の授業を選んで、少人数(通常は8~10人程度)で学ぶことができるシステムになっています。上級レベルの方は、集中英語と呼ばれる試験対策コースを受講することも可能です。
何れのクラスであっても、1レベルアップするためには平均4~5週かかります。4週に1回テストがあり、その結果は項目別に細かく書かれており、一人ひとりの良い点や弱点が担任の先生によって分析されています。ここまで詳細に書いてある成績表は他校にはないのではないか、とNatsukiさんはおっしゃっていました。