留学ドットコム 語学学校レポート
初級~上級まで幅広いレベルに対応している語学学校
学校概要
Upper Madison College(UMC)は、カナダの2大都市であるトロントとモントリオールにキャンパスを構える語学学校です。UMCトロント校にはメインキャンパスとアドバンスキャンパスの2つがあり、レベルや目的に応じてキャンパスが分かれています。メインキャンパスは初級~中級者向け、アドバンスキャンパスは中級~上級者向けのキャンパスとなっており、アドバンスキャンパスでは一般英語だけではなく、ビジネス英語や大学進学プログラムなどワンステップ上の英語学習が可能です。メインキャンパスは地下鉄の駅直結、アドバンスキャンパスは最寄りの駅から徒歩数分という非常に便利なロケーションとなっています。落ち着いた雰囲気ながらも、周辺にはショッピングモールや飲食店などが立ち並んでいるため、不自由なく便利な生活が送れます。当校には日本人スタッフも在籍しており、学習面でのサポートはもちろんのこと、友達がなかなかできない学生には違う国籍の学生を紹介するなどの生活面でのサポートも積極的に行ってくれます。初めての留学で不安な方も安心して学習できる環境作りに力を入れています。講師も全員がユニークかつフレンドリーで和気あいあいとした雰囲気の中、授業が進められているのが印象的です。国籍バランスは、アジア40~50%、中南米40%、中東~10%、日本人は時期にもよりますが10~15%ほどとなっています。トロント校の特徴として、現地進学を目的としている韓国人学生が多い傾向にあります。また、UMCでは無給インターンシップやボランティアの紹介なども行っています。
徹底したEnglish Only Policy(EOP)の導入
両キャンパスでEnglish Only Policy(母国語禁止制度)が導入されています。メインキャンパスではオフィス内のみ英語以外の使用が可能となっていますが、オフィス内でも極力英語を使うよう学生たちにアドバイスをしています。スピーキングが苦手と思っている学生も、UMCには英語を使用する機会がたくさんあるので、積極的に英語を使うことで確実な英語力の向上が可能となっています。また、規則を破った学生には1回目で反省文の提出、2回目で反省プレゼンテーション、3回目では退学処分の可能性もあるといった形で厳しく管理しています。講師・学生・スタッフの距離が近く、フレンドリーでアットホームな雰囲気でありながらも、引き締めるところは引き締めており、メリハリのある学習環境となっています。
少人数制の導入と細分化されたレベル分け
欧米圏の学校では、1クラスあたり16名程度のクラス人数が多いのに対して、UMCの授業は1クラス平均8名、多くて10名ほどの少人数で構成されています。(ピークシーズンはもう少し増える場合もあります。)また、1クラスに日本人は2名程度、同じクラスに同じ言語を話す人が4名より多くならないように国籍バランスにも配慮されています。少人数で授業を行うことで講師のケアが全員に行き届くため、満足度の高い授業の提供が可能となっています。さらにUMCではリーディング、ライティング、文法など分野毎で自分に合ったレベルの授業が受講できます。分野毎で自分に合ったレベルで学習できる学校は珍しいので、UMCならではの特徴かと思います。また、週単位(タームの途中)でのレベル変更も可能となっており、常に自分に一番合ったレベルの授業を受講できるというのはとても嬉しいポイントだと感じました。
スピーキングの向上も可能なビジネス英語コース
UMCのアドバンスキャンパスでは、ビジネス英語コースの受講が可能となっています。UMCのビジネス英語コースではプレゼンテーションを毎日行っており、プレゼンテーションを通じて「長い英語を話すことの練習」が可能となっています。ある程度の英語レベルはあるけれども、長い文章での会話が苦手という方にもビジネス英語コースはおすすめです。また、ビジネス英語コースを担当している講師の中には、今まで学生からのネガティブな評価を受けたことがないという人気の講師や、元金融関係の仕事をしていたビジネスのプロフェッショナルなどが在籍しおり、経験に基づいたより実践的なビジネス英語を学習することができるのも魅力です。銀行の社内見学ツアーを行っていたり、ジョブフェアでビジネスマンからのアドバイスが受けられたりと、課外授業も充実しています。ビジネス英語コースを8週間受講した学生には、ビジネス英語のディプロマが発行されます。