留学ドットコム 語学学校レポート
初心者でも安心の手厚いサポート体制とアットホーム環境で確実に英語力を高める学校
学校概要
Upper Madison College(UMC)は、「責任と思いやりで世界をつなごう!」をモットーに、カナダトロントに語学学校を2キャンパス、高校を1キャンパス、そしてモントリオールに語学学校を1キャンパス構えるカナダ留学を代表する教育機関です。今回はトロントキャンパスの日本マーケティングコーディネータの木本健太郎さんがお越しになり、トロントキャンパスの詳細を説明頂きました。UMCトロント校では、1クラス平均8~10名と少人数制を採用しており、先生と生徒との距離が非常に近くコミュニケーションが絶えない学校です。また学校スタッフの教育面や生活面でのサポート体制が抜群のため、当校は一般英語分野においては「最も高い水準を誇る英語教育機関の1つ」として、カナダトップ団体認定語学学校に指定されています。
トロントキャンパスは一般英語コース・IELTS試験対策コース・ビジネス英語・ACE Japanese・進学準備コースが開講されています。トロント校は、オンタリオ州移民局認定のバイリンガル資格試験「CILISAT」の公式テストセンターとしても認定されている学校のため、本場のバイリンガル試験対策が出来る学校としても定評を集めています。当校ではACE Japaneseコースがあるため、両キャンパスとも日本人生徒は全体の約15%在籍しておりますが、ACEコースは英語力が高いレベルの方受けのコースであり、また学校は厳しいEOP(母国語禁止制度)を設けているため校内の英語環境は抜群です。学生の国籍バランスとしては、アジア系に加えて南米からの生徒も多く在籍しています。
※ACE Japaneseコースは一般英語レベル7以上(中上級以上)の日本人が受講するコースです。英語力を母国語レベルまで伸ばすことを最大の目的としており、カナダ在住の大学日本語教師(プロの通訳翻訳者)より日本語と英語の表現の差異などを学びながら日本語と英語の通訳翻訳のトレーニングを受けるコースです。2カ国語を駆使し、自由に使いこなせる真のバイリンガルを目指します。(韓国人学生者向けのACE Koreanコースもあります)
※オンタリオ州移民局認定のバイリンガル資格試験で、試験内容は受講者各国の通訳力と翻訳力が試される試験となります。合格者にはオンタリオ州移民局から認定合格証が発行されます。
多国籍環境であるトロントの生活環境について
カナダは「人種のモザイク」と呼ばれる多国籍国家ですが、中でも近年のトロントはバンクーバーを抜いて、カナダ随一の多国籍都市となっているようです。実際UMCトロント校の日本人スタッフの木本さんは、高校からトロントに移住し現地高校に通い、学校に留学生はたった2人という環境であったにも関わらず、クラスの半分以上が生粋のカナダ人ではなかったということです。他国からの移民がとても多い環境がトロントにはあるため、大都会ならではの冷たさというのがあまりなく、大都会でありながらも人情味がありお互いを助けありながら暮らす文化のようなものが根付いているのがトロントという都市です。
高校の卒業単位の中には必ずボランティアという項目があるほど、トロントにはあらゆるボランティア活動の場が設けられています。地域の清掃から国際映画祭のお手伝いまで留学生も積極的に地域のボランティア活動に参加することができますので、留学中に一度本場のボランティア体験をしておくのも良いでしょう。トロントはカナダ最大の都市ということで、非常に発展した住みやすい街でもあります。公共交通機関はTTCカード(定期)を持っていれば1ヶ月120ドルで路面電車や電車、バスなどが乗り放題です。またバスは24時間走っているという便利さです。エンターテイメントも充実しており、野球やホッケーなどスポーツのプレミアムリーグをはじめ、ミュージカルや劇、モントリオールからはサーカス、近隣都市のニューヨークからはブロードウェイなど、様々なエンターテイメントがトロントに集結しています。トロントでは毎年9月に国際映画祭も開催されているため、年間等して非常ににぎやかな都市と言えます。
四季がしっかり分かれているトロントは、春はお花見、夏はビーチ、秋は紅葉、冬は凍った湖の上でスケートなどが楽しめます。冬になると寒さが厳しくマイナス15~20度程度になることもあるトロントですが、このように年間通して盛り上がりのある都市ですので、ワーキングホリデーの方も比較的お仕事が見つけやすく、留学生活しやすい都市として人気を集めています。
週末に学生と過ごされる木本さん
ブルージェイズの野球観戦の風景
UMCトロントキャンパスについて
UMCトロントキャンパスは、2つの校舎に分かれています。一般英語コースで1~6レベルの学生は、トロント中心街(Union Square)より電車で30分程度離れたトロントアップタウンにある「ESL Main Campus」で学びます。レベル7以上の学生はトロント中心街近くの「Advanced Language Centre」で学びます。どちらのキャンパスも周りにはおしゃれなカフェやレストラン、映画館などが集まる駅近で便利かつ安全なロケーションに位置しているため通学のしやすさは抜群です。「ESL Main Campus」近くには留学生も利用可能な公立図書館があり、書籍や雑誌の他DVDや多目的ルームのレンタルも可能なので、両キャンパスの学生共に良く利用されるそうです。
トロントキャンパスでの開講コースは一般英語コースの他、IELTS試験対策コース、ビジネス英語コース、ACE Japaneseコース、進学準備コースの5種類です。UMCにはあらゆる専門のプロフェッショナル技術を持った先生が、しっかりと学生の学習環境をサポートしています。IELTS試験対策コースの教師はIELTSのみ専門で長年教師をしており、9.0というハイスコアを持っています。敢えてノンネイティブの先生を採用しており、外国人が英語を学ぶ上で必要な勉強方法や苦悩などを理解し、ネイティブとは違った目線で分かりやすく教えてくれると評判だそうです。
またACE-Japaneseの教師は地元大学の現役日本語教師であり、通訳翻訳のプロフェッショナルでもあります。そしてUMCで定評の高いビジネス英語コースは、学校一人気の先生が担当しているとのことです。週末は牧師様をされている先生ですが、学校で学んだビジネス英語を社会に出て活かして欲しいということで、あらゆる人脈を駆使し、カナダRPC銀行への職場見学や、カナダジョブフェアに履歴書を持参させて実際の企業から話を伺う機会を設けるなど、生徒を引率して実際のビジネスシーンを見学に行く課外授業も積極的に取り入れているとのことです。宿題も多く出され、プレゼンやディスカッション、ビジネスシーンを想定した応対など盛りだくさんなレッスンですが、将来外資系就職など世界で活躍したいと希望している方にはおすすめのコースです。
その他にもバイリンガル試験(CILISAT)の公式試験会場や、インターンシップ制度の充実など魅力的な部分が沢山ある学校です。またホームステイが多い欧米圏ですが、UMCは地元医療専門学校の学生寮を一部学生寮として使用していますので、地元学生と一緒に滞在しながら通学したいという希望も叶えることが可能です。こちらは非常に人気のため渡航の3カ月前には要予約とのことです。アットホームな環境で、明確な目標に向かいしっかり学びたい方にはおすすめの学校です。
充実したコースを揃え、献身的なサポートも魅力的
今回お越し頂いたトロントキャンパスの木本さんは、非常に生き生きと学校についてお話をされている印象で、本当にこの仕事が楽しくてたまらないという風にお話をされていらっしゃいました。トロントにある2つのキャンパス両方を担当されており、トロントに到着したばかりの学生に親身に対応されていらっしゃいます。トロントでの生活期間がながいため、現地で困っている生徒のあらゆる相談に対応してくれるのは心強い存在です。最初の距離を縮めるべく、日本からの新入生を集めてお食事会の開催や、緊急時の連絡は常日頃取れるように生徒との対話を非常に大切にしていらっしゃるそうです。
木本さん曰く、「地元カナダ人の友人を交えてスポーツをしたり観戦したりする際は、よく学生も誘いますよ!」ということです。右上写真は、木本さんの誕生日会風景とのことですが、多くの学生から慕われていることが伝わってきます。いつでも頼れる存在がいるというのは、学生にとって非常に心強いのではないかと感じました。木本さんをはじめ、UMCははじめての海外、初めての海外留学でも安心して頂けるサポート体制がしっかり整っている学校です