留学ドットコム 語学学校レポート
豊かな国籍バランスに恵まれ、レベルと目的に合わせた柔軟なコース選択が可能
学校概要
ILACは、カナダの2大都市バンクーバーとトロントそれぞれにキャンパスを持つ大規模校です。2005年の設立以来数々の語学学校に関する賞を受賞しており、その教育レベルの高さゆえに当校には世界70カ国以上の国々から学生が集まってきます。教育面での最大の特徴は、学生の英語力を17段階という細かいレベルに分けていることです。各プランは基本のプリンシパルコースと選択コースで構成されており、プリンシパルコースはレベルの条件を満たしていれば一般英語の他にケンブリッジ検定対策、TOEFL準備など10種類の項目の中から自分の目的に合った科目を1つ選択できます。メインスタート日から4週目には期末テストがあり、一定基準を満たしていればレベルアップが可能となります。レベルが上がるごとに選択できるプランは広がり、現地の大学で専門分野が学べるプログラムや、トロントにある姉妹校のビジネスカレッジにてインターンシップに挑戦できるプログラムなど様々な留学プランを学生に提案しています。
細分化されたコースを用意
ILACでは英語力を17段階に分け、各学生のレベルに応じた教育を提供しています。中でも日本人学生は中級に値するレベル6~8から入るのが一般的だそうで、中級レベルまではプリンシパルコース内で一般英語を受講し基礎固めをすることになっています。学生の英語レベルが高まるにつれて選択可能な科目が増え、レベル10以上の上級レベルの学生は現地大学入学や就職を狙えるような難易度の高い授業を受けることが可能です。中でもTOEIC対策の授業はバンクーバー校だけに設けられており、試験対策を重視したい方にはオススメとのことです。プリンシパルコースの他、プログラム内には2種類の選択コースが組み込まれています。英語技能の弱点補強をするためのAコースとより実践的な内容を学ぶBコースがあり、各コース内には10種類以上の科目があり、これらもレベル毎に受講できる科目が増える仕組みになっています。学生は基本コースと選択コースにおいて希望する1科目を毎週選択できるため、意欲的に勉強し英語の実力をつければ、その分様々な分野に自在にトライすることができる仕組みとなっています。
人気の大学準備プログラムで多くの学生がカナダで進学
今回話を伺ったILAC Vancouver日本マーケティングディレクターの濱さん曰く「最近のおすすめは大学準備プログラムですよ。」と語ってくださいました。ILACは65校の現地大学と提携し、毎年700名以上もの学生を大学へ進学させているそうです。このプランを開始するためには一定の英語力が学生に求められますが、まず渡航前に行うオンライン面談で、どの程度英語力を伸ばすことが必要なのか学生に示してくれます。初心者であれば通常大学入学レベルに達するまでに10カ月以上の英語学習期間が必要なうえ、進学の手続きなども行わなければならない手間があります。しかし、このプランを利用することで、英語力習得から大学入学の手続きまで学校がトータルでサポートを行ってくれるため、スムーズに計画を進めることができます。日本の高校卒業後すぐにカナダの大学に進学する方や、社会人の方の進学など学生個々の事情に合わせた柔軟な対応を行っています。
多種多彩なアクティビィティ企画で楽しみながら学習可能
「ILACは明るく、自分から色々なことに挑戦しようという意欲が高い学生さんに合っていると思います。」と濱さんは強調していました。当校には非常に多くの国籍の学生が在籍しており、頻繁に開かれる学校主催のパーティーには、なんと常に500人程の学生が参加し盛り上がりを見せているそうです。さらにロッキーマウンテン観光やウィスラーでのゴンドラ・バンジージャンプといった雄大な自然を満喫できるアクティビティの数々、アイスホッケーやアメフトなどのスポーツ観戦、アメリカのシアトルへの旅行などバンクーバーならではの楽しみを学生に紹介しています。濱さんは現在カナダ在住8年目・バンクーバーにお住まいですが、「バンクーバーは町と自然が両方あってとても住みやすいところですよ。」とおっしゃっていました。
この学校の魅力は、基本のプラン内で多科目の中から自分が選びたい科目を1週間毎に選択できることだと思います。自分の受講したい科目があるのに開講期間の都合で思っていた通り受講できないということもありませんし、さらには自分の好きな先生のクラスを選べるという点も学生にとっては嬉しい制度だと思います。大学準備プログラムとは別にある、おすすめのGAP YearプログラムではILACで4カ月、現地の大学で4カ月勉強ができ現地大学からの修了証も取得できるそうで、「限られた留学期間中に現地の大学にも通ってみたい!」という人にピッタリだなと思いました。