留学ドットコム 語学学校レポート
母国語禁止の英語コニュニケーションを大切にする学校
学校概要
Inlinguaバンクーバー校は、はスピーキングに特化した総合英語を学ぶことができる学校で、「The International Inlingua School of Languages」グループのひとつです。当グループは世界中に300校近いキャンパスを持っており、長年の教育経験と大規模校ならではの安定したカリキュラムで定評があります。同校では独自のInlinguaメソッドを使用し3ステップの指導・練習・実践を繰り効率的に英語を学んでいきます。一般英語コースは授業時間数が異なる3種類のコースがあり、滞在スタイルや予算で選択が可能です。すべてのコースにプレゼンテーションレッスンを含み、日々の授業にて人前で英語を話すトレーニングを行っています。バンクーバーキャンパスの学校内は母国語使用禁止となり、日本人同士でも英語を話さなければいけません。万が一英語以外の言語を話した場合、「1回目で1日停学処分」などの罰則があり、学校全体で英語を話す雰囲気作りをしているのも特徴的です。
Inlinguaの毎月のレベルチェックテストは約10分のプレゼンテーションが含まれます。通常の学校だと筆記テストだけでレベルアップできますが、Inlinguaではスピーキング能力向上に力を入れているので、人前で話す自信や話の構成やプレゼンテーション力もレベルアップの条件に含まれています。
今回学校を案内してくれた日本人スタッフのYOKOさん(写真右参照)は、カナダに住んで約6年となるベテランスタッフです。毎日学生から英語の勉強方法やスピーキング上達方法などの相談を受けるそうなのですが、YOKOさんは学校外でも英語を使う環境作りをしていくようにとアドバイスしているそうです。バスの車内で周囲の英語を聞くことだけでもリスニング対策になり、ホームステイ先で積極的に話しをすることでスピーキングの練習になります。カナダ在住が長く留学経験があるからこそ、学生に的確なアドバイスや生活スタイルを提案することができます。
英語レベルに応じて2つのキャンパスで学習
Inlinguaバンクーバー校は、バンクーバー市内に2つのキャンパスがあります。キャンパスは英語レベルによって分かれており、ダウンタウンにあるGranvilleキャンパスは試験対策コースや英語上級者専用になります。今回私が訪問したのはガスタウンキャンパス(メインキャンパス:一番上部写真)で、英語力初級~中級者向けのキャンパスになっています。こちらのキャンパスはバンクーバー観光で有名な蒸気時計台のすぐそばにあり、通学路は観光のメイン通りとなります。キャンパスは自然光が入るとても明るいキャンパスです。校内はオレンジをメインカラーとし、シンプルでセンスの良い内装になっています。ガスタウンの通りはレンガ作りの古い建物やオシャレな飲食店があり、学校周辺だけでもバンクーバーを楽しむことができます。
ガスタウンの蒸気時計台
Granvilleキャンパス
学校内では母国語禁止で英語が自然と飛び交う環境
学校スタッフが仕事をしているオフィスには、休み時間に多くの学生が相談に訪れます。学習面や生活面様々な相談がありますが、オフィス内でも母国語禁止となり日本人スタッフとの会話も英語を使用しなければなりません。ただし、英語初級者や相談内容が難しく正確に伝えるのに自信がない場合、特別に日本語使用を許可されます。学生ラウンジ(兼パソコンルーム)では、ランチを食べたり勉強したりと自由に使用することができます。また学生ラウンジには月~木曜日の夕方3時から1時間、講師が授業で分からなかった点や宿題などを教えてくれる「Study Hall」を開催しています。当校は比較的宿題も多いので、授業終了後の放課後に勉強する学生が多く見られました。
Inlinguaバンクーバー校のガスタウンキャンパスは、自然光が入るとても明るいキャンパスでした。授業では学生が積極的に話す姿が多くみうけられ、アクティブにしっかりと勉強したい留学生におすすめです。英語環境にどっぷりと浸かり徹底的に学ぶ環境が整っています。また、当校の学生寮は定評があり、1戸建てハウスをシェアする形式になります。シェアメイトは学校生徒のみが利用する学生寮のため、色々な国の学生と友達もできやすくなります。なお、学生寮は人気があるため、半年前からのお申込みがおすすめとのことです。
学校エントランスの風景
スタッフオフィスの風景
広々とした学生ラウンジ