
シンガポールは、留学やワーキングホリデー先として多くの人に選ばれている国です。特にアジア圏からの留学生が多いイメージがありますが、最近はヨーロッパからの学生も増えてきています。また語学学校での英語学習のみならず、名門シンガポール大学への進学を目指す人も増えてきており、世界から注目される留学地となってきています。シンガポールを選ぶ留学生は単に英語習得だけが目的ではなく、シンガポールの持つ「多様性」を身につけ、それらを武器にそのまま「シンガポールで就職」を目指す方も多くなってきています。初級者レベルからビジネス英語まで、様々なコースが選択可能なシンガポールでの学生生活の一日のスケジュールと、現地生活に役立つ基本情報を次にご紹介します。
平日のタイムスケジュール例
時間 | 内容詳細 |
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7:00~8:30 | 朝食、身支度 |
8:30~9:00 | 通学 |
9:00~11:50 | 授業 |
12:00~12:50 | ランチタイム |
13:00~14:50 | 授業 |
15:00~ | フリータイム(自習、ショッピング、観光、アクティビティなど) |
シンガポールの生活情報
項目 | 詳細内容 |
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ホームステイ | 様々なバックグランドを持つ人たちが暮らすシンガポールで、彼らと一緒に暮らしながら思う存分異文化体験をすることができます。英語でコミュニケーションを取りながら、彼らの食事や生活スタイルを通じて本物の「シンガポーリアン」の姿を見ることができます。家族の一員となり、積極的に英語で話しかけることこそが、英語上達への最大の近道となります。 |
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シェアルーム | 現地での生活に慣れてきたら、ルームシェア滞在を検討するようになります。ルームシェアは学校が紹介してくれる場合もありますし、インターネットなどから自分でシェアメイトを探すことも可能です。シンガポールの家賃は高いため、特に若い人たちの中では複数でシェアするのが人気で、相場は週400~800ドルと物件の広さや立地によって変動します。 |
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食事/外食 | 男女共働きの多いシンガポールは屋台文化が発達しており、24時間営業や早朝から夜遅くまで開いているフードコートやホーカーズなどの安価な屋台で、3食済ませる方も少なくありません。毎日忙しく働くシンガポール人は、家で自炊をするよりも外で食べる方が手間も食費も節約できるのです。メニューも豊富で、中華料理をはじめ、インド料理やマレー料理、日本食まであり、地元シンガポール人にはなくてはならない存在です。 |
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インターネット | インターネット環境は、日本とほぼ変わりません。各所に無料のインターネット使用スポットが設けられているため、外出先でも問題なくアクセスが可能です。ただ、日本語のウェブサイトを閲覧しようとすると、日本に置かれたサーバまでデータを取りに行くため、インターネット閲覧のスピードが幾分遅く感じることがあるかもしれません。 |
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公共交通機関 | シンガポールには、MRT(電車)、タクシー、路線バスの3つの主な交通手段があります。どれも運賃が安くて利用しやすいため、移動に困ることはありません。ほとんどの観光スポットの近くにはMRTの駅があるので、移動にとても便利です。タクシー運賃は、初乗り3ドルほどで日本に比べるとかなり割安です。 |
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電圧/コンセント | 電圧は220~240Vで、コンセントは3つ口(BFタイプ)と2つ口(B3 タイプ)のため、日本から持参する電化製品には変圧器と変換プラグが必要です。 |
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治安 | 殺人や暴行などの凶悪犯罪は少ないが、旅行者を狙ったスリ、ひったくり、強盗などの被害は数多く発生しています。特に周囲に対する警戒心が乏しい日本人は、お金持ちのイメージがあることもあり、犯罪者たちにとって容易な標的に映ります。ここは日本と違うということを忘れず、自分の身は自分で守りましょう。 |
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医療機関 | シンガポールの医療事情は、世界的に見ても高水準です。病院では基本的に英語で話されますが、日本語の通じる日系の病院も数か所あります。医療費は多くの外国と同じようにとても高額なため、渡航の際は必ず海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。 |
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ショッピング関連 | シンガポールは買い物天国です。都会的で洗練されたショッピングモールから庶民的なローカルマーケットまで買い物を楽しむことができます。オーチャードロードには日本のデパートが立ち並んでおり、日本の商品が容易に手に入ります。シンガポールにはストランも多くありますが、年中暑いお国柄、おしゃれなで美味しいカフェもたくさんあり、朝早くから夜遅くまで営業しています。 |
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現地物価 | シンガポールは東南アジアのイメージがあるため、物価が安いと思われがちですが、実際は日本の物価水準と比べ少し高いかほぼ同じレベルです。ただ、ローカルのフードコートや屋台での食事であれば1品300~500円程度でおなか一杯になるほど食べられるのに対し、高級レストランなどでは全体的に日本よりも割高感を感じるかもしれません。また、嗜好品であるお酒やたばこは輸入品であるため、日本と比べて高めとなっています。シンガポールでは、生活に必要なものは基本的には安く、嗜好品などのぜいたく品は高価であると考えるといいでしょう。 |
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