イギリスのワーホリビザ抽選に外れた場合、どの国がオススメか検証!
ニュージーランド: 自然豊かな環境でのんびり過ごす
オーストラリアと同じく南半球にあり、季節は日本と真逆です。オーストラリアよりは気候は寒くなりますが、夏は涼しく冬は寒すぎず過ごしやすい気候です。人間の数よりも羊の数の方が多い国と言うこともあって、派手さは無く豊かな自然が特徴的です。
オーストラリア・カナダと同じく、温厚な国民性と整った学習環境は評判が高く、留学やワーホリの渡航先として人気なる国です。自然を活かしたアクティビティを楽しみたい方には最適ですが、娯楽が少ないため飽きてしまう人もいます。
【学習環境】ゆったりとした環境で勉強したい方向け!
ニュージーランドは、イギリス式の教育制度に基づいており、高水準の教育を受けることができます。オーストラリアやカナダに比べると、日本人留学生の数も少なくなるため、国籍バランスの面からも優位性があります。
ゆったりとした環境で勉強に集中できるため、自分のペースでのんびりと勉強したい方には最適です。
【仕事環境】アルバイト探しは苦労する方も!
ニュージーランドは人口も少なく、観光地としてもメジャーではありません。そのため、ワーホリにとっては、仕事探しに苦労するワーホリを目にする機会も多いです。経験が重視されるため、求人数も限られるため、競争を強いられます。
特殊な技術(経験)や飛びぬけた英語力が無い限りは、日本から渡航してすぐに現地人と同じ仕事に就くことは難しいです。特別なスキルを持たない限り、ニュージーランドでは飲食店を中心とした仕事になるでしょう。それ以外の職種としては、ホテル、ファームでピッキングなどの仕事があります。
【レジャー】自然を活かしたアクティビティは随一!
ニュージーランドの国土の3分の1は、国立公園または自然保護区に指定されているほど自然が豊かな国です。その雄大な自然環境と良好な天候のもと、様々な自然を活かしたアクティビティが人気です。
夏はサーフィンやシュノーケリングといったマリンスポーツ。冬は世界中からスキーヤーが集まってくる良質なスキー場でウィンタースポーツが楽しめます。日本とはまったく違った太古の自然の中を探検して、生き物と触れ合うのも魅力的です。
・自然や動物が好きな方
・落ち着いた環境で勉強に集中したい方
・都会や賑やかな環境から離れて過ごしたい方
アイルランド: イギリスに最も近い穴場の留学先
アイルランドと聞くと、寒い印象を持っている方も多いのではないでしょうか。意外なことに気候は日本とあまり変わらず、むしろ夏は涼しく湿度が低いため、日本人にとって過ごしやすい気候です。
留学先としてマイナーであるため、他の人気渡航先と比較すると日本人が少ないです。日本人の少ない環境で、外国人の友達と英語環境で過ごしつつ、勉強に集中したい方には良い環境と言えます。
【学習環境】多少の訛りはあるが現地人との交流に期待したい!
アイルランドは、第一公用語がゲール語、第二公用語が英語となっています。英語を日常会話として使う人の方が多いですが、英語に多少のアイリシュ訛りはあります。
アイルランド人の人柄は情に厚く友好的と言われているため、パブやカフェなどで現地人と交流し実践的な英語を学べる機会があるかも知れません。
【仕事環境】仕事を見つけるのは困難と覚悟の上で!
ワーホリ人気国である上記3カ国と比較すると、アイルランドは留学国としても観光地としてもマイナーな国であり、仕事探しの難易度は高いです。その分、日本人留学生も少ないので、アルバイトよりも学習環境にウェイトを置いた方が良いでしょう。
ウリにできる技術がない限り、希望の職種で働くことは非常に困難です。そのため、英語力があっても、働き先がアジア系ンレストランになる方は多いです。
また、仕事を見つける前に貯金が尽きてしまう危険性もあります。過去に日本人学生を雇ったことがある飲食店などは狙い目です。語学学校で幅広く友達を作り、友達から仕事を紹介して貰える環境を作りましょう。
【レジャー】イギリス旅行やヨーロッパ旅行も楽しめる!
アイルランドを拠点に、格安航空を利用してヨーロッパ旅行を楽しめます。それこそイギリスは目と鼻の先です!ワーホリ期間中にヨーロッパ旅行も同時に楽しめるのは大きな魅力です。
国内に目を向けると、首都ダブリン以外には日常的な娯楽場所や観光地は比較的乏しいです。雄大な自然の中で、ゆったりと過ごしたい方にはこれ以上ない環境で。一方、自然が好きな方以外にとっては、時間の流れがゆっくり過ぎると飽きてしまう方も。
・雄大な自然のなかでゆったり過ごしたい方
・ヨーロッパ旅行を楽しみたい方
・どうしてもイギリスに未練がある方
自分にとって大事な条件を重視しよう!
イギリスのワーホリは、抽選ビザなので狭き門です。どうしてもイギリスに留学したい方は、ワーホリ以外にも学生ビザや観光ビザで留学することができます。しかし、イギリスは物価も高いため、留学費用はどうしても割高になります。
留学費用を抑える手段としてワーホリを考えている方は、イギリス同様にワーホリ制度のある渡航国を第二選択肢として考えておくべきでしょう。
今回、ワーホリ渡航先としてイギリス以外の4カ国を紹介していきました。学習・仕事・レジャーなどの要素で解説しました。人気国は、人気の理由があります。人気が無い国は、それなりの理由があって、人気が無いことが分かって頂けたのではないでしょうか。
限られた予算の中で、ワーホリで1年間過ごすことを前提とするならば、ワーホリ人気国であるオーストラリアやカナダを選ぶのが現実的のような気がします。
人気国を選べば、日本人留学生が増える傾向にあります。留学初心者にとっては、それが安心だと感じる方がいます。一方、海外慣れしている方や英語力に自信がある方は、日本人留学生が多いことはマイナスに感じる方もいます。
たくさんある渡航先から、どれか1つを選択するのは非常に難しいです。渡航先選びでどうしても迷ってしまう方は、留学ドットコムでプロの留学エージェントに相談してみましょう。
自分自身の目的に適した渡航先で、最高のワーホリを楽しんでください!