英語が苦手だった私が大学1年生でイギリスに学部留学を決断したきっかけ
皆さんこんにちは!イギリスに留学していた「かほ」です!
これから、英語学習、留学、イギリスの生活のことなどを発信していきたいと思います!
突然ですが、みなさんは留学についてどのようなイメージがありますか?
英語圏での留学となると、やはり英語力が必要とイメージする人の方が多いのではないでしょうか?
留学は英語ができる人がするもので、自分は英語が苦手だから無理だな~と思っている人もいるかもしれません。私もその1人でした!
私はもともと英語が苦手で、高校の定期テストではどの教科よりも勉強したのに、1番成績が悪いということも多々ありました。
頑張っても成果がでないと、英語のセンスないのかな…と悩みました。徐々にそれはコンプレックスとなっていきました。
そんな英語に対してコンプレックスを持っていた私が、留学を目指した理由について紹介したいと思います!
高校時代は英語が大の苦手だった…
高校時代の私は、まさか自分が学部留学に行くなんて思ってもいませんでした。
留学に行く人達は、海外経験のある人や英語が得意な人だけが行くものだと勝手に思っていたからです。
海外にも1回も行ったことがなかったですし、海外への意識もありませんでした。
中学生から苦手意識のあった英語を高校生になってからも克服することができないまま大学受験を迎えてしまいました。
そして、文系でありながら、英語が苦手だったので、志望していた大学に行くことができませんでした。
大学生といえば、大学の授業での学びだけではなく、サークルやバイトなど自由な時間で充実した時間を過ごすことが「一般的」ですよね。
でも志望していた大学に行けなかった時点で、私はみんなとは違うことを成し遂げないと、「将来闘っていけない!」と思うようになりました。
そんな中で2年生の後期のタイミングで1年間学部留学をすることが、自分にとって最大の試練であり、達成すべき目標だと考えました。
英語が苦手で志望していた大学に入れなかったのに、どうして留学を目指したのか疑問に思う人もいるかもしれません。私も、もし友達が同じような状況にいたら、別の道で頑張ることを薦めたかもしれません。
そんな私が、なぜ留学を目指したのかということについて説明していこうと思います!
留学を目指したきっかけ
私が留学を目指した理由は大きく分けて4つあります。
1つ目: 英語が堪能な人に憧れがあったから
もともとディズニーが好きだったので、趣味として洋画や洋楽触れていました。洋画を観ていて俳優さんや女優さんが英語を流ちょうに話しているのを観て、「あ~あんな風に話せたら素敵だな…。」と漠然に思っていました。
また、英語力のある友達に対し、どこか憧れを持っていました。苦手だからこそ、その分野が堪能な人には憧れを持ってしまいますよね。
英語が堪能な人は自信を持っているように見えましたし、もし自分がそうなれたらいいなという気持ちがありました。
2つ目: コンプレックスを克服したかったから
苦手であったことを得意にすることで、コンプレックスを克服できるのではという思いもありました。グローバル化が進む世の中で、英語というのは避けて通れません。
大学生活4年間あると言っても、ぼーっとしていたらあっという間に終わってしまいます。そのため、この大学生活の4年間は、自分のコンプレックスを克服する期間にしようと思いました。
コンプレックスを克服するのは大変と分かっていましたが、それでも自分の人生にとってのターニングポイントになると確信していました。
3つ目: 自分の価値観を広げたかったから
先ほども説明した通り、私は留学に行くまで一度も日本から離れたことがありませんでした。中高一貫校だったため、周りの友達も同じようなバックグラウンドを持っていて、価値観も合う人が多かったです。そのため、自分とは違う境遇やバックグラウンドを持つ環境に身を置いたことがなかったのです。
大学を卒業し、社会人となる上で世の中を知っておきたいという気持ちがありました。というよりも、このまま4年間過ごしていたら私は世間を知らないまま、社会人になってしまうという焦りのほうが大きかったのです。
留学に行くことで、日本から離れることで自分の環境について客観的に捉えられるようになるし、様々なバックグラウンドを持つ人達に出会うことで、価値観が広がることを期待しました。
4つ目: 大きな挑戦を通して強くなりたかったから
今まで私は自分から挑戦をしたことがありませんでした。決断するタイミングでは、いつも流れに任せていました。
なので、自分の決断に対し、どこか責任を持てずにいました。それが原因で、全力を出し切れなかったこともありました。それがゆえに、どこか自分に自信を持てずにいました。
だからこそ留学という私にとって挑戦をすることで、自分の決断に責任を持てるようになれると思ったからです。
留学に至るまでの不安や困難
ここまでみていくと、まるで留学を決断するまではスムーズな道のりだったと見えるかもしれません。
ですが、決断にあたり様々な不安や困難がありました。
期日までにスコアを伸ばせるか?
私は大学のプログラムで留学を計画していたため、11月までに規定のスコアを取得しなければなりませんでした。
先ほども説明した通り、もともと英語が苦手だったので、限られた時間の中で英語力を伸ばせるかとても不安でした。英語の勉強が嫌いなわけではなかったのですが、意識を変えないと失敗に終わってしまうことが目に見えていました。
両親や友達も応援こそしてくれたものの、どこか私の決断に不安を抱えていたと思います。
留学することで日本での大学生活が短くなる
私は 4年間の大学生活の中の1年を使った留学プログラムでした。4年で卒業したかったので、休学と言う選択肢は取りませんでした。
そのため、日本での大学生活は3年間となってしまい、バイトやサークルも中断することになります。
また、成人式にも出ることができないといったデメリットもありました。
海外経験なし長期間生活をすることの不安
大学には実家から通っていたので、1人暮らしするのも留学が初めてでした。英語力も心配な上に、海外生活についても心配な点が多かったのです。
私が留学を薦める本当の理由
そのような困難や不安がありながらも、私は留学を実現しました。
もちろん、留学したことを全く後悔していないし、人生が変わったと自信を持って言うことができます。
以下、私が留学を皆さんに薦める4つの理由を説明します。
理由① 自分の夢を見つけることができる
今まで私は、将来なりたい自分というものを見つけることができずにいました。ですが、この留学経験を通して、理想の自分を見つけることができました。私は、留学中に開発学を勉強していました。
イギリスの視点から学んだことで、世界の貧困問題やジェンダーの問題について学ぶことができました。帰国後は開発経済学のゼミに入り、勉強しています。留学していなければ、世界的視点から学ぶことができなかったと思います。
まだ将来の職について模索中である大学生こそ、留学する意義があるのです。学生のうちだからこそ吸収できるものが多いと思います。
理由② 厳しい環境で挑戦できる
留学というのは日本を離れて、友達も家族もいない状態で生活しなければなりません。授業ではネイティブの会話についていけないことや、突然寂しさに襲われたりすることもあります。
ですがそういう環境だからこそ、自分の限界に挑戦できますし、自分自身の新たな可能性にも気が付くことができます。
私はもともと初対面の人と会う時には猫をかぶってしまって、自分を素直に表現することが苦手でした。ですが、留学先で自己紹介をするにつれて、自然に自己紹介することができるようになりました。心なしか笑顔でいることも増えたと思います!
理由③ 世界中に友達ができる
私が留学していたリーズ大学は、様々な国から留学に来ていました。今まではニュースやテレビでしか見聞きしたことがなかったような国の友達とも仲良くなれました。
彼らとの交流を通して、今までは他人事と思っていた国の情勢や政治について真剣に考えられるようになりました。
また英語を勉強するモチベーションにもなりますし、英語を話す良い機会になります。教科書では学ぶことができなかったフレーズを学ぶことができるようになりますし、何より友達とスムーズに英語が話せれば一石二鳥ですよね!!
理由④ 自分に自信が持てる
これは決して留学に限ったことではありませんが、自分で決断し、努力し、達成させたことは自信になります。
また留学生活を乗り越えたことは、これからどんな困難に出会ったとしても冷静に乗り越え方を見つけられる確信を持てるようになりました。
私の場合は、英語というコンプレックスを克服することできました。
勇気を持って1歩を踏み出そう!
きっと私のように、英語が好きなのに苦手な人、コンプレックスを克服したい人、大学生活で新しいことに挑戦したい人がいると思います。
大切なことは1歩を踏み出すことです。
もちろん勇気が必要ですし、不安もあると思います。ですが、やってみたいという純粋な気持ちがあるなら、自分自身が信じてあげてください!
若いうちに挑戦した方が良いことの1つとして、海外留学が挙げられると思います。やらなくて後悔するくらいならやって後悔しましょう!
以上、私が留学をしたきっかけです。少しでも留学に興味があれば、まずは調べてみましょう!