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イギリスのベストシーズンは夏です!
緑が美しく光り、花々が咲き誇り、人々も楽しそうな表情を浮かべている季節です。 イギリスの夏は日本のように蒸し暑くなく、ドライな気候で30℃を超える日はあまりないので過ごしやすいでしょう。また、日も大変長く夏の期間は21時くらいまで明るいため、行動のしやすさから申し上げますと、短期の留学であれば夏がおすすめです。しかしながら、夏の時期は航空券も高くなる傾向があるので、安さを優先したい方は秋~冬の渡航がベターになります。特にクリスマスのイルミネーションは大変キレイなので、あえてこの時期に重なる留学でも楽しいかもしれません。 下記、ロンドンの四季について簡単にご説明したいと思います。
<春(4~6月)>
4月中は、風が冷たかったり明け方に冷え込んだりすることもありますが、日中の気温は12℃から16℃くらいまで上がります。パーカーやコートはまだまだ必要ですが、冬に着るようなモコモコの厚手のものはいらなくなります。 5月は、晴れ渡った空がのどかで、外に出るのが楽しくなります。気の早い若者がTシャツ姿で日向ぼっこをしている姿が目につく時期です。昼間の気温は15℃を下回ることがなくなりますが、6月になってもまだ夕方は肌寒いので、羽織るものが必要です。
<夏(7~8月)>
日中の気温は20℃を超え、25℃近くになりますが、湿度が低くさっぱりした空気なので、とても気持ちが良い夏といえるでしょう。 雨が多いロンドンですが、皆この時期はここぞとばかりに外にでて外でランチを食べたり、公園で休憩したりします。日差しは結構強いため、サングラスや日焼け止めは必要です。 夏とはいえ、夕方はやはり風が吹くと寒いので、薄手のパーカーやジャケットなども持って行った方が良いでしょう。
<秋(9~10月)>
学校の長い夏休みも終わり、9月の新年度が始まるころには太陽の光もぐっと穏やかになり、日向ぼっこをする人も少なります。10月に入るとあっという間に日中の気温が下がり、10℃前後にしかなりません。ブルゾンやセーターがだんだんと必要になってきます。10月最終日曜の夏時間から冬時間へ変わる頃にはすっかり日も短くなります。
<冬(11~3月)>
11月に入ると木々の葉っぱが地面に落ち始め、かさかさ音を立てながら歩いていると、えさを探すリスに遭遇したりします。11月の後半からはいよいよ冬模様となり、どんよりとした重たい天気が続くようになります。この時期には手袋やマフラー、場合によってはニット帽、そして厚いコートが必要です。 クリスマスツリーに灯がともる12月に入ると、日も短くなって午後3時を過ぎると薄暗くなります。冬至ごろの日の出は8時ごろ、日没は午後4時頃とお日様が出ている時間は極端に短くなります。クリスマスから1月末にかけてはもっとも寒い時期です。日中の最高気温が0度を下回ることはロンドンではあまりありませんが、風は突き刺すように冷たく感じます。2月の中旬に公園の芝生から小さな花が顔をのぞかせると「もうすぐ冬が終わる」とわくわくしてきます。