【アメリカ留学】割高なイメージがあるアメリカ!費用を抑えられる要素はどの程度あるのかを検証してみた
海外留学を考え始めた方は、はじめに「留学 = アメリカ」というイメージを抱くのではないでしょうか?
アメリカは世界の中心とも言える存在ですから、「どうせ行くならアメリカに行こうかな!」と思う人が多くて当然です。
しかし、色々と調べて行くと、最大の問題点にぶち当たります。
「アメリカ留学したいけど費用が…。」
…と、アメリカ留学を躊躇してしまう方は多いのが実情です。
留学国や語学学校によって、物価、授業料、生活費、滞在費など大きく異なります。アメリカは留学費用が割高な部類に入ります。
アメリカ留学を諦めきれない方!ちょっとした工夫で、留学費用を削っていくことができます。ここでは、割高なイメージがあるアメリカ留学の費用を抑えるためのポイントを紹介していきます。
アメリカ留学で大きな比率を占めるのは学費!
まず、アメリカ留学で一番のウェイトを占めるのは、語学学校の学費です。
つまり、留学費用を手っ取り早く抑えるには、学費を節約することになります!
語学学校の学費は、長期留学する場合は、長期割引などが適用されるケースも少なくありません。長期でまとめて支払うと学費を抑えられる要因となりますし、費用を抑えることが期待できます。
語学学校を短い期間で申し込んで、後から延長をすると長期割引は受けられません。そのため、分割しながら延長をしていくと、費用的には高くつくことになります。
または、「単純に安い学校を選ぶ」のも1つの手です。ただし、語学学校の質も高くて、学費も安い学校は、なかなかありません。
正直勉強ができれば学習環境を妥協できる方には良いでしょう。ただ、質を落としたくないという方は、以下の方法がお勧めです!
一番のお勧めは、キャンペーン価格で申し込みをする方法です。
語学学校は学生が少ない時期に、不定期に割引キャンペーンを行います。キャンペーン期間中に申込をすることで、通常料金の1~2割節約できます。
割引キャンペーンは、質も高い語学学校でも行います。つまり、質も高い学校を選びつつ、しかも学費を安く抑えるということが可能になります。
長期留学の方にとっては、キャンペーン価格と長期割引を併用することで、学費は2~3割抑えることができる可能性も出てきます。節約留学をする人にとっては、見逃せないポイントと言えそうです!
都会よりも田舎の地域を選ぶ
東京と北海道の物価を比べたら、北海道の方が物価は安いイメージは無いでしょうか?
アメリカも同じ理由で、田舎の方が人口も少なく地価も安いですから、生活コストが安くなります。
海外留学は、都会での生活をイメージするかもしれません。しかしながら、留学費用の節約なら田舎の地域を選ぶと留学費用は抑えられることになります。
ちょっと、都会に行きたい気持ちを我慢して、田舎の地域を候補に入れてみては如何でしょうか?
普段は田舎のエリアで勉強して、たまに旅行で都会を訪れるプランにすると留学費用も抑えられます。
アメリカでは、内陸部のエリアにも語学学校が多数あります。また、日本人留学生の数も少なくなります。つまり、英語環境がより強い環境で留学生活を送ることにもつながります。
短期留学の場合は、語学学校での学習が終わった後に、都市エリアで数日旅行して日本に帰国するというプランも良いでしょう。
田舎の地域のデメリットとしては、都会に比べて刺激が少ないことです。観光地や遊びに行く場所も限られます。自然が好きでのんびりとした時間を過ごしたい方には良いでしょう。ですが、勉強に集中したい人には、誘惑が無い環境とも言い換えられます。
注意点としては、都会から離れれば離れるほど、英語の訛りも強くなります。
「海外留学の王道、アメリカなんだから大丈夫!」と思ってる方がいらしたら、それは大きな間違いです。内陸部の英語は、かなりの訛りがあります。
日本国内で例えると、東北エリアに住んでいる人達の日本語をイメージして貰えると良いかも知れません。
よって、あまり人里離れた地域へのアメリカ留学はお勧めしません。
滞在方法の工夫によって滞在費を節約する
アメリカ留学中の滞在方法としては、ホームステイ、学生寮、シェアハウス、バックパッカー、などが挙げられます。
最も人気が高い滞在方法はシェアハウスですが、それは滞在費用を抑えるためのベストな方法だからです!
シェアハウスとは、一軒家やアパートを借りて、他人と一緒に共同生活する滞在方法で、費用も抑えられます。ホームステイのように生活上の干渉がないため、気軽に過ごすことができます。そのため、アメリカの留学生の間では、最も人気が高い方法です。
自炊形式なので、外食を減らして自炊中心にすれば、当然食費も抑えられます。また、シェアハウスは、家具が予め揃っているため、無駄な出費もありません。ただし、シェアハウスは現地で決めることになるため、最初からシェハウスは選択できません。
最初の数週間は、基本的にホームステイや学生寮を利用することになるでしょう。
もう1つの費用が抑えられる滞在手段として、バックパッカーがあります。部屋にはベッドとロッカー程度の簡素な素泊まりの宿です。日本で言うとユースホステルのような宿で、アメリカが世界で一番数が多く、ホテルに比べて格段に費用が抑えられます。
大都市でも、格安で滞在できます。また、様々な国から来た外国人とコミュニケーションができる環境にあるので、英語環境としても申し分ありません。ただし、相部屋になるため、プライベートエリアが無いため、長期滞在には向きません。
上記でも触れた通り、多くの留学生にとって、最初の滞在先はホームステイが一般的です。
留学生を家族の一員として接してくれるため、常にネイティブの英語に触れられるメリットがあります。ただし、ホームステイは料金が決まっており割引もないため、費用を抑えるためには不向きです。
ホームステイは、シェアルームを見つけるまでの一時的な宿として、2~4週間滞在するのがお勧めです。
そのホームステイ滞在している期間内で、シェアルームを見つけます。その後は、基本的にシェアルームで滞在し続ける形となるでしょう。
また、アメリカで国内旅行する時は、バックパッカーを利用して滞在費用を節約すると良いでしょう。
航空券にかかる費用を節約
航空券は年間の相場を調べると、安い時期もありますし、GWなど長期休暇(お盆やシルバーウィーク、年末年始)などと重なると、航空券の値段もぐーんと上がってしまうので注意が必要です。
航空券は誰でも安いチケットを購入したいので、安いチケットから売り切れて行きます。早めに留学手続きを開始して、3カ月前くらいには購入手続きを完了したいところです。また、手数料が掛からない旅行会社を選択するのも、航空券を節約するための1つの手です!
また、直行便などを利用すると費用が高くなるため、経由便を選択することでも費用を抑えて渡航することができます。同時に格安航空会社(LCC)が就航しているエリアであれば、格安航空会社の航空券を購入すると費用を抑えられます。
現地で楽しく過ごしたい!工夫して娯楽費を節約
大都市の場合、外食はアメリカの方が日本よりも割高です。しかし、スーパーなどで食材を調達すると、安く手に入れることができます。
野菜などはシェアルームのルームメートたちと買い物して、食材をシェアするのも良いでしょう。外食は極力控えて、自炊中心の生活を心掛けると、かなりの食費削減が期待できます。
また、遊びに行く時は、映画鑑賞がお勧めです。
700円から1,200円程度で2~3時間楽しむことができるので、娯楽費の削減だけでなく、洋画を観て英語の勉強にもなるのは一石二鳥です。
アメリカ留学の節約ポイントのまとめ
確かにアメリカ留学は、他国の留学地に比べて割高なイメージがあります。そんな中でも、物価の安い田舎の地域を選択することで、節約に繋がるポイントです。実際にシカゴやポートランドなどは物価安く、お財布にやさしい街として有名です。
その他、語学学校の学費、格安航空券の購入、シェアルーム滞在で自炊中心の生活など、ちょっとした工夫で、大幅にコストを抑えていくことが可能です。
さらに、手続きする時のタイミングも節約留学には大事な要素になってきます!
為替レートも円高の時を狙って手続きすれば、留学費用は抑えられます。
自分の思うように為替レートは動いてくれませんが、それでも年間ベースで見ると15~20円程度の変動するのが一般的です。
10円分、円高になれば留学費用が1割安くなるのですから、為替のチェックは忘れずに行いましょう!
留学準備は3~4カ月あれば間に合いますが、1年前くらいから手続きの円高のタイミングを待ち構えているのが賢い手続き方法です。
私がアメリカ留学を経験して感じたのは、さすが世界最大の国家だけあり、言葉にはできないくらい大きな経験ができたと思います。
もし留学費用が気になってアメリカ留学を懸念しているなら、上記の方法を参考にして頂けたらと思います。
留学エージェントは色々な費用の節約方法もアドバイスしてくれるので、カウンセラーさんと仲良くなって、色々節約術を教えて貰いましょう!