私が「アメリカ留学」を決断した理由。留学国や都市を選ぶ時の決め手は?
留学に行きたいけれど、「どこの国が良いのだろう…」と迷われていませんか?
実際調べても意見は様々で、治安重視の方がいたり、コスト重視の方がいたり…。
そこで、私が初めての留学で「アメリカ」を選んだ理由をお伝えすることで、少しでも皆さんの国選びのヒントになればと思います!
アメリカは誰でも最初に思い浮かぶ “留学の王道” とも言える留学地なので、まずはアメリカ留学の特徴から抑えておくと他国と比較しやすくなります!
私は2017年2月から1か月間、アメリカのシアトルに留学していました。結論から申し上げますと、私はアメリカに留学して本当に良かったと思っています。
だけど、アメリカだと「費用は高くないの?」、「治安は大丈夫?」と様々な疑問が浮かび上がってきますよね。
そこで、私が数ある国の中からアメリカを選んだ理由を、3つのポイントを徹底解説していきます。
ポイント1: 日本語環境も整っていて初心者でも安心!
多くの方にとって、留学前は不安で一杯だと思います。何かあったら、すぐに助けて貰える環境、つまり「いざとなれば日本語も通じる!」環境の方が安心できると思いました。
実際、アメリカは日本人にとって、一番馴染みのある国ではないでしょうか?調べてみるとアメリカは多国籍国家であり、日本人も多いということに魅力を感じました。
実際、現地に行って街で買い物をしていると、「いらっしゃいませ」の声が!なんと日本人スタッフが話しかけてくれたのです。
語学学校でも、私と同じように日本人の大学生と出会うことは日常茶飯事でした。
アメリカ留学している日本人も多く、アメリカに住んでいる日本人も多いことは、海外留学がはじめての私にとって、不安なく生活していける環境でした。
語学力に自信がない、寂しがり屋さん、留学初心者の方でも安心して留学に行くことができるのがアメリカだと思います!
ポイント2: とにかく多国籍!世界中に友達を作れる
私は人と接することが大好きで、「留学したらたくさんの友達を作るんだ!」と心に決めていました。
アメリカは誰でも知ってる国ですし、世界中から多くの留学生が集まる環境です。アメリカンドリームを求めて、アメリカにやってくる方も多くいます。
日本からは、ピースの綾部祐二、渡辺直美、元AKB48大島優子、相武紗季、なかやまきんに君、などなど多くの芸能人もアメリカ留学しています。これら芸能人の方々の留学先も圧倒的にアメリカが多い印象です。
私は、「1つの国なのに、世界中の人と出会える。」という部分に心惹かれました。
実際その通りで、街を歩いているだけで様々な文化を体感することができます。日本では考えられない文化や習慣が目に飛んでくるので、歩いたりバスに乗ったりしているだけでも刺激的で楽しかったです。
私のホームステイ先では、ホストファザーとマザー共にアメリカの方ではなく、ヨーロッパの方でした!アメリカは移民が集まるため、世界各国の食べ物があります。留学中は思っていたよりアメリカンな食生活ではありませんでした。
通っていた語学学校で1番親しかった友人は、中国の方でした。友人とは母国語を教えあったりしていたので、多少は中国語も話せるようになりました。
アメリカ以外の国籍の友人を作ることで、英語だけでなく第3言語も学べてしまうところもアメリカ留学の魅力です。
単に国籍の違いだけではなく、色々なバックグラウンドや目的を持った人が集まるのがアメリカです。
そんな方々との交流を通して、多くの刺激を受けることはもちろん、自分の未知の分野の視界も開くことでしょう。
カナダやオーストラリアなどのワーホリ制度がある国は、自分と同じ世代や境遇の留学生が中心です。一方、アメリカ留学に来る層は、他国よりも遥かにバラエティーに富んだディープな層が多いのが特徴です。
ポイント3: せっかくの留学だから世界の最先端へ!
私にとっての海外留学は、「人生の中で1度きりかな…。」と考えていたので、より魅力的かつ刺激的で、たくさんのことが学べる国に行きたいと考えていました。
アメリカは世界の最先端ということもあり、日本で注目されている最新サービスや企業の多くはアメリカで生まれています。
現在話題のサービスだけでなく、実際に日本ではまだ導入されていないものや、知られていないものにまで触れることができます。
アメリカを代表するの企業一覧
- コンピュータ関連
Facebook、Google、Yahoo!、Youtube、アップル、DELL、など
- レストラン・カフェ
A&W、ケンタッキー・フライド・チキン、サブウェイ、スターバックス、タリーズコーヒー、デニーズ、マクドナルド、など
- 食品関連
A&W(飲料)、ウェルチ、コカコーラ、ドミノ・ピザ、ナビスコ、ハインツ、ペプシコ、など
- 流通小売関連
FOREVER21、GAP、P&G、Amazon、コーチ、コストコ、ティファニー、ナイキ、ニューバランス、リーバイス、など
日本も世界的に見ると発展していますが、アメリカの技術には適いません。
フェイスブックやアマゾンなどをはじめとする大企業は、アメリカ発の企業です。日本国内でも当たり前のように、アメリカ企業のサービスを利用しているはずです。
このようなアメリカ大企業に就職を考えている方も、実際の本社を見学しておくことで、就活でも役に立つでしょう。
アメリカの数ある都市の中でシアトルを選んだワケ
アメリカに留学することは決まったものの、アメリカには50の州と、500以上もの都市があるので、都市選びにもかなり苦戦しました。
ここで私が重要視したことは、、、
・治安は良いか?
主にこの2つに注目して、留学地を絞り込みました。
アメリカに憧れの気持ちは抱いてはいたものの、大都会に住むと誘惑が多くて勉強が捗らない心配がありました。アメリカの中でも最大限治安が良い場所と考えて、私はシアトルに注目しました。
都会と自然が融合した学習しやすい環境
私がシアトルに注目した理由は、自然と都会を組み合わせた街であるということ!
実際に私のホームステイ先は、自然豊かな環境で、コンビニやコストコなども近く、とても住みやすい街でした。また、時刻表を見なくても良いくらいバスの本数が多く、30分バスに乗るとダウンタウン(シアトル中心部)に移動できました。
シアトルのダウンタウンは、ホームステイ先周辺とは全く違う雰囲気で大都会です!買い物に行くと日本では見かけない可愛い雑貨などがあったり、化粧品などが日本に比べて安かったりと、週末の買い物が楽しみでした。
日本と変わらない雰囲気のような生活環境
アメリカ留学にとって重要視したいところが「治安」ですが、アメリカは都市によって治安がガラっと変わります。アメリカは銃社会ですから、そこは怖いですよね。
一般的に観光地として有名な場所や、語学学校がある都市は、治安は問題が無いと思います。
その中でもより安心できる都市として、スターバックス発祥の地でもあり、マリナーズ球団があるなど、日本人にとって馴染みあるシアトルを選びました。
シアトルに住んで感じたことは、良い意味で日本と変わりませんでした。
私が体験したエピソードとしては、シアトルで生活していたある日、バスから降りる時に定期が無いことに気付きました。「どこかで落としたのかな…。」と帰り道歩いていると、なんと私の定期が盗まれることなく、最寄りのバス停に置いてあったのです!
その定期は持っていれば、シアトルのバスが1カ月乗り放題の定期です。金額的にも大きいので諦めてましたが、まさか私の手元に戻ってくるとは思いもしませんでした。
日常生活の中でも危険な思いをすることなく、日本と殆ど変わらない生活環境でした。
街の治安が良いと安心して生活が行えますし、実際落ち着いた環境で勉強にも集中することができました。
やはり都市選びの要素として、「環境」と「治安」は重要だと感じます。
アメリカ留学は費用に代えがたい世界がある
アメリカ留学は「費用が高い…。」と言うことで、選択肢から除外してしまう方も多いと思います。
それも1つの考えですが、費用には代えがたい体験がそこにあります。
実際アメリカ留学して感じたことは、先ほども紹介した通り、多国籍な人種との交流や、世界の中心の国だからこそ、他国では体験できることができない“濃さ”があります。
アメリカは誰しも1度行っておきたい場所だと思いますし、アメリカ留学で得た価値観の多様性や世界観は、一生私の中に残ると思います。
是非留学する国で迷われている方がいれば、世界の中心であるアメリカを選択肢の1つに考えてみてはいかがでしょうか。