アメリカ留学に行く前に!日本でやっておきたいこと6つ紹介
留学をすると決めた後は、ビザの取得や買い物など準備が忙しくなりますよね。
私もアメリカ留学前は、バタバタしたものです。
事前にやるべきことが分かっていれば、そんなにバタバタすることもないので、予備知識を持っておくことをお勧めします!
限られた時間の中で、渡航前に何をしておいたら良いのか悩む人も多いと思います。
今回は、留学前に日本でやっておきたいことを紹介します。アメリカ留学に限らず、どの国に留学するにしても当てはまるので、是非参考にしてください。
日本でやっておきたいこと①: 英語の勉強
海外に語学留学をするということは、英語で英語を学ぶことです。
つまり、英語の文法やニュアンスを、英語で理解できるようにしなくてはいけません。
例えば、「名詞」や「動詞」、「現在形」といった文法用語が英語でパッと出てくるでしょうか?日本語で文法を勉強していると、英語での文法用語は使わないので難しいですよね。
英語を学びに行くのだから、英語が分からなくて当たり前だと開き直ってしまう人もいるのですが、授業の内容が理解できないということが起きてしまいます。
文法用語は、聞いてパッと理解できる状態にしておきましょう。
語学留学は現地でしか学べない自然な表現を学ぶだけでなく、日本で勉強した知識を使う場でもあります。英語は可能な限り、日本で勉強をしていくのが良いでしょう。
日本でやっておきたいこと②: 歯医者へ行っておく
日本だと歯医者に行っても、保険が使えるので安く歯の治療をすることができます。
他の国でも同じかもしれませんが、アメリカでは歯の治療は保険でカバーすることができないことが多いです。そのため、とても高額になります。
例えば、知り合いのアメリカ人に歯のクリーニングにいくらかかるか聞いたところ、1回2万円とのことでした。
アメリカの人にとっては普通のことですが、日本人の感覚から考えると、とても高く感じますよね。
歯のクリーニングだけで2万円かかるので、虫歯などを治療するとなるともっとお金がかかることが予想されます。このことから、アメリカ留学する前には、歯のメンテナンスを必ず終わらせましょう。
ちなみに、アメリカでは歯に気を使うことが当たり前と考える人がほとんどです。歯の白い人がモテるので、アメリカ人の恋人ができたら良いなあと考えている人は、思い切ってホワイトニングをしておくのも良いですね。
日本でやっておきたいこと③: フルーツを食べる
アメリカへ留学をする前に、日本のフルーツをたくさん食べておきましょう。アメリカではメロンやスイカ、イチゴなどのカットフルーツがたくさん売っています。
しかし、アメリカのスーパーで美味しいフルーツを探すのがとても難しいです。
例えば、メロンは日本で買うよりもとても安いのですが、固かったり甘味が薄かったり、野菜のような感じです。見た目も日本のような形ではなく、瓜に近い見た目をしています。
しかし、アメリカのフルーツにも良い面があります。リンゴに関しては甘味と酸味のバランスが良く、私は日本のものよりも美味しいと感じました。大きさも程よいので、朝ご飯にぴったりです。
生でリンゴを食べる場合は、赤いリンゴを選びましょう。青いリンゴは酸味が強く皮が固いので、パイなど火を通す料理に適しています。アメリカでは「Gala」や「Honeycrisp」といった種類のリンゴが人気です。
また、アメリカはラズベリーやブラックベリーなど、ベリー系が充実しているので楽しいです。日本のスーパーでもラズベリーは最近見かけることが多くなりましたが、ブラックベリーはなかなか見つけるのが難しいですよね。
日本で食べて行った方が良いフルーツと、アメリカでも美味しいフルーツを以下にまとめてみました。
日本で食べて行った方が良いフルーツ
・メロン: アメリカのメロンは野菜のような味
・イチゴ: 水分が少ないことが多い
・モモ: 日本のモモとは違って固い
・さくらんぼ: アメリカにはいわゆるアメリカンチェリーしかない
アメリカで美味しいフルーツ
・リンゴ: いろいろな種類があって楽しめる
・マンゴー: 1ドル以下で買える
・ブラックベリー: 日本ではなかなか見ないので食べてみるのがおすすめ
・パイナップル: まるごと1個売っていて、甘くておいしい
日本でやっておきたいこと④: 日本食を食べる
アメリカへ行く前に、日本食をたくさん食べておきましょう。
アメリカの大きな街では、日本人が経営しているレストランや日系スーパーがあります。そのため、日本食には困りません。
しかし、アメリカで日本食を食べようと思うと、とても高くなってしまいます。
例えば、日本の居酒屋で食事をした場合、2人で5,000円程度かと思います。一方でアメリカにある日本の居酒屋風のレストランで食事をした場合、チップも含めると同じ人数でも2万円近くかかります。
このことから、日本にいる間に日本食を食べておくのが良いです。特に、お寿司や魚介類が好きな人は日本で必ず食べておきましょう。アメリカでは日本人の板前さんがいるお寿司屋さんは、1人2万円ほどかかります。
魚介類に関しては、日系のスーパーに行くと魚の切り身が売っているため、いつでも買うことができます。しかし、日本のものと比べると、血抜きの処理が上手くされておらず、生臭いにおいが残っているものが多いです。
一方で、牡蠣やムール貝、カニは、とても美味しいです。海辺に行くと、生牡蠣を取り扱っているレストランが多くあります。
シーフード好きな方は、試してみてはいかがでしょうか!
日本でやっておきたいこと⑤: 湯船を堪能するまたは温泉に行く
アメリカを含め欧米人は湯船につかる文化はなく、基本的にシャワーで済ませます。
そのため、日本にいる間にお風呂の時間を楽しんでおきましょう。可能であれば、温泉に行くのも良いですね。
ワンルームの部屋に住めば、湯船につかることができます。しかし、ワンルームはとても高いので、多くの場合ルームシェアかホームステイになりますよね。
ホームステイやルームシェアの場合、一人ではないため湯船に入ることがとても難しくなります。
私の場合も寮に住んでいましたが、シャワールームしかない寮だったので、留学中は一度も湯船に浸かることができませんでした。
生活をしていくうちにだんだんと慣れていくものですが、日本に帰ってきた時は湯船に入れることを本当に感謝した思い出があります。
日本でやっておきたいこと⑥: 日本のことについて勉強をしておく
語学学校に通っていると、もちろんアメリカの文化などについて話題に上がります。
しかし、それ以上に授業の中でそれぞれの国の文化や政治システムなど、「自分の国について詳しく聞かれることが多い」です。
特に、政治のシステムや政治に関するニュースは、よく意見を聞かれることがあるので、可能な限り勉強をしていくと良いでしょう。
日本に住んでいると、あまり日本の文化について考えることが少ないですよね。しかし、海外に行くと、自分たちが普段考えもしなかったことについて聞かれることが多くあります。
そのため、日本について勉強をしていくことは、海外留学をする上でとても大切なことです。
私の場合、語学学校に通っていた際、「育児休暇」や「女性の働き方」「天皇」「捕鯨」「死刑制度」などについて話し合う機会がありました。
しかし、私はそういった話題について、しっかりとした知識がなかったため、うまく説明できなかったことがあります。
授業の中では他国と意見を交わすタイプの授業が必ずあるので、留学前から日本の文化や政治問題などについて調べて、英語で説明ができるようにしておくと良いですよ。
事前準備が充実した留学生活を送るカギ!
この記事では、アメリカへ留学をする前に日本でやっておきたいことについて紹介しました。
日本にいると、政治のことについて話す機会はほとんどありませんよね。
しかし、語学学校に行くと、政治の話題で議論することが多くあることを知っておきましょう!
こうした時事問題を取り扱うタイプの授業を受けると、日本人はあまりにも無関心過ぎることにも気付かされます。
自分が長年住んできた国のことなのですから、基本的なことは英語で説明できるようにしておきたいですね。
しっかりと準備をしておくことで、実りのある留学生活を送ることができますよ。