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カテゴリー:現地生活情報

長期留学の人は途中で一時帰国するの?アメリカ・コミカレ留学生の気になる「一時帰国」事情って!?

公開:2019/12/28 著者:田上 結菜 7880 Views

実際に長期留学をするとなると、幾つか気になることがあります。

 

・一時帰国はするのか?
・どのくらいの頻度で帰国するものなのか?
・どのくらいの期間を日本で過ごすのか?

 

実際にアメリカのコミュニティカレッジ(コミカレ)に留学中の私が、そんな一時帰国事情を公開します。

自分のことを含めて、周りの友達の情報も紹介していきます!

実際に一時帰国はするものなの?

1年以上の海外留学、特に私が通うコミカレ、専門学校、大学に通う学生は一時帰国するのが一般的だと思います。

実際に今、私も一時帰国をしています。(笑)

ちなみに、ワーキングホリデーで2年滞在する方とか、2カ国留学でトータル1年以上留学するケースは、一時帰国する人は少ないかも知れません。

 

今、留学を検討している方の中には、「二年制のコミカレや四年制の大学に通っている間は帰れない…。」といったイメージを持つ方もいるかも知れません。

 

しかし、そんなことはありません!コミカレはもちろん、大学留学していても、一時帰国は全く問題ありません。

コミカレや大学は長期の学期休みがあります。期間は学校によっても異なりますが、最低でも1カ月程度、長いと2カ月以上になるケースもあります。

ですので、一時帰国と言っても数日ではなく、1カ月以上の期間の一時帰国が可能です。コミカレや大学の場合、学期休みでも授業を開講しているケースもあるので、もしコチラに参加するなら一時帰国はできないか、できたとしても短期間となります。

 

一時帰国の時期や期間は?

アメリカ・コミカレに留学中の留学生が一時帰国をできるのは、主に夏と冬の2回。

コミカレでは、夏と冬に長めの休みがあるので、その休みを使って一時帰国をすることが多いです!

以下は、私が通っているコミカレは2学期制なのですが、各学期のスケジュールは以下のように設定されています。

 

・1月後半〜5月後半の16週間が「春学期」

・8月後半〜12月中旬の16週間が「秋学期」

 

他のコミカレに通う友達も、同じようなスケジュールの人が多かったです!

このようなスケジュールの場合、以下のように年2回、大きな休みがあります。

 

・5月後半〜8月後半までの「約3ヶ月間」

・12月中旬〜1月後半までの「約1ヶ月半」

 

つまり、一時帰国をする場合は、この学期休みの期間になります。

ですが、この2回の休みの期間中、全く学校がないという訳ではありません。

ほとんどの学校は、上記でも説明した通り、秋学期から春学期までの「インターンセッション(冬季講習のようなもの)」と、春学期から秋学期までの「サマースクール(夏学期)」があります。

 

この時期にも、春学期や秋学期と同じように、クラスを選択して単位を取ることができます!

 

ちなみに、私の学校では、インターンセッションはお正月明け〜授業が始まるまでの約3週間半、サマースクールは6月前半〜8月前半までの約8週間となっています。

 

2学期制のコミカレでは、春学期と秋学期の2学期は必ず授業を取らなければいけませんが、インターンセッションやサマースクールで授業を取ることは強制ではありません。

 

なので、もしインターンセッションでクラスを取らずに一時帰国をする場合は、最長で12月中旬〜1月後半までの約1ヶ月半。

サマースクールでクラスを取らずに一時帰国をする場合は、5月後半〜8月後半までの約3ヶ月間、一時帰国ができることになります!

 

→ インターンセッションやサマースクールの参加は希望制。

 

どのくらいの人が一時帰国をするの?

「実際にどのくらいの人が一時帰国をするの?」と、疑問に思った方も多いかと思います!

 

実際は…ほとんどの留学生が一時帰国をしています!!!

 

特に冬!冬には、多くの留学生が一時帰国をします。私の学校には日本人も多いのですが、ほとんどの日本人留学生は一時帰国をしています!

私の周りの割合で言うと、だいたい4分の3くらいは一時帰国しているかと思います。

もちろん、日本以外の他の国の留学生も、一時帰国をしている人は多いです!冬の時期に一時帰国する理由は、以下のような事情があるからです。

 

・インターンセッションでクラスを取るメリットが少ない。
・お休みの期間が短いので、そこに授業を詰め込みたくない。
・(20歳の人は)成人式がある。

 

インターンセッションは約3週間半です。この約3週間半という短い期間で、普段の学期(16週間分)の勉強をしなければなりません。

なので、1つしかクラスを取らない場合でも、月曜日から木曜日まで、毎朝8時〜12時までの4時間授業がある、というようなハードスケジュールになってしまいます。

さらに、インターンセッションに開講されるクラスもかなり限られています。インターンセッションでクラスを取る取らない以前に、自分の必要なクラスが開講されない場合もあります。結果として、一時帰国をする人が多いのです。

 

そして、ほとんどの日本人は成人式のためにも一時帰国をします。

成人式は人生の中でも大きなイベント。自分だけでなく、家族も楽しみにしているので、一時帰国をする人がほとんど!

私の周りの日本人の友達も、成人式のために張り切って一時帰国をしていました。(笑)

 

→ 成人式は一大イベント!これは一時帰国しないとマズイでしょ!

 

このように冬の学期休みは、ほとんどの人が一時帰国をします。

なので、現地に残る留学生は僅か…。

中には、一時帰国する予定が元々無かった場合でも、「友達が全員一時帰国をするから誰もいなくなってしまう…。」という理由で一時帰国を決めた人も。(笑)

 

→ 友達が全員帰国するからという理由で一時帰国を決める人もいる。

 

次に夏の学期休みですが、こちらも一時帰国をする人はいます!ですが、冬ほど多くはありません。

インターンセッションと比べて、サマースクールは8週間と期間が長く、スケジュール的にもクラスを取りやすいからです。そして、クラスの種類も比較的豊富。

サマースクールでクラスを取ることによって単位を稼ぐことができるので、多くの人はサマースクールでクラスを取ります。

 

サマースクールでクラス取る場合でも、クラスによっては6週間で終わるものもあるので、残りの時間で一時帰国をする人も。

冬はほとんどが一時帰国をしますが、夏は個々で選択が分かれます。

 

・全くクラスを取らずに3ヶ月間一時帰国をする人
・ずっと現地にいる人
・サマースクールでクラスを取り、余った期間で一時帰国をする人

 

一時帰国では何をするの?

アメリカでは長期休みの際に課題はないので、勉強のことは考えなくても大丈夫!

一時帰国をしている間は、ひたすら日本を満喫します。(笑)

友達と遊びに行ったり、国内旅行をしたり、好きなアーティストのライブに行ったり、家族とゆっくり過ごしたり…など、人それぞれ!

 

一時帰国直前の期末テストの最中は、私も含め周りの日本人も「これが終われば日本…!」とか「あと○日で帰れる…!」なんて言っています。(笑)

日本にいる友達と遊ぶのはもちろん、アメリカで出会った日本人の友達と遊ぶことも!

アメリカで出会った友達と日本で会うのは、なんだか新鮮。地元が近い友達が出来たら、日本で遊んでみるのも面白いですよ!

 

→ 一時帰国の際は、日本の友達とご飯やカフェに行ってリフレッシュ!

 

そして、遊ぶ以外の目的では、必要な物の買い出しをします。

アメリカから日本に帰る際は、スーツケースにアメリカのお土産をたくさん詰めて帰ります。

 

そして、日本からアメリカに帰る際に、ほぼ空になったスーツケースに大量に日本食や日用品を詰めて帰るんです!

 

アメリカでも日本食や日本で売っている日用品を買うこともできますが、輸入している分やはり値段も高くなってしまいます。

なので、一時帰国を利用して必要な物を調達!私は、日本のお菓子や食品(インスタント味噌汁など)、化粧品類、洗面用具、洋服などを大量に詰めて帰ります。

現地の友達へのお土産も忘れずに★

 

 

他にも、美容院や歯医者に行ったり、かかりつけの病院に行って薬を貰ったりと、アメリカで少し面倒くさいことも日本で済ませてしまいます。

特に歯医者は重要。アメリカでは、虫歯の治療だけで10万円を超えてしまうことも!

中には、「虫歯ができてしまい治療するために日本に一時帰国をする。」なんて友達もいました。(笑)

 

 

一時帰国の際の注意点!

一時帰国の際に注意すべき点が2点あります。

 

・ビザの確認を!

ほとんどの留学生が使っている”F-1 ビザ”。このビザを持っていかないと、アメリカに再び入国することができません!ビザは必ず忘れないように持って帰りましょう。

そして、一時帰国にはこのビザの裏に学校からのサインが必要です。

ビザの更新などが必要な場合もあり、時間がかかることもあるので、余裕を持ってサインをもらうことをオススメします。

 

・航空券はなるべく早めに!

一時帰国をする日程がだいたい決まったら、航空券を早めに取ることをオススメします。日程に余裕があれば、場合によっては安いチケットを取ることができるからです。

 

安ければ9万円代で往復の航空券を取ることができます!

 

私は、この冬は9万円代で航空券を取って一時帰国をしました。

直前になってしまうとどうしても値段が高くなってしまうので、一時帰国が決まった時点で航空券は取ってしまいましょう!

 


 

以上、アメリカ・コミカレ留学生の一時帰国事情でしたが、意外と一時帰国はしているものです。

ワーキングホリデーの方々と違い、コミカレや大学留学の学生は勉強中心の生活で、期末試験が終わるとドッと疲れが出るもの。ストレスも少なからず溜まります。

リフレッシュは留学先(アメリカ)でも出来ますが、やはり一番リラックスできる環境は母国です。日本でゆっくりして美味しいものを食べて、次の学期に備えるといった感じでしょうか。これから留学を考えている方の参考になれば嬉しいです♪

 

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