1か月半のアメリカ留学で学んだ英語表現!積極的に分からない英語表現をメモすることが大切!
こんにちは!アメリカで1か月半インターンシップをしていたしばたこうです!
アメリカ留学の前に、マルタで短期の語学留学をしていましたが、やはりアメリカではわからないことがたくさんありました。
マルタでは、英語をセカンドランゲージとして学びに来る人の方が多くネイティブと英語で話す機会はほとんどなかったため、話しやすさと聞きやすさはマルタの方が断然上でした。
だからこそ、アメリカで苦労しましたし、苦労した分「使える」英語が身についたと思います。
たった1か月半の留学でしたが、TOEICを帰国後890点まで上げることができました。(ちなみに一年前は510点。)
そんな私が、アメリカで学んだ英語表現についてご紹介したいと思います。
今後、アメリカ留学を控えている方の参考になれば幸いです。
留学に行く前の英語力
マルタに語学留学に行ったおかげか、TOEIC780点はありました。
オンライン英会話はやっていたものの、「自然な英語」は意識していませんでした。
どういうことかというと、「話す」ことに意識を置いていたため、自分が持っている単語を会話でスムーズに引き出せるようになる練習をオンライン英会話でしていました。
海外の友達と普段から一緒にいたわけでも、海外ドラマを見ていたわけでもなかったので、「自分が分かる表現」しか聞き取れず話せませんでした。
そのため、今回の記事では、以下のどれかに当てはまる人には、少しもの足りないかもしれません。
逆に、以下の項目が当てはまる方には、お役立てできる記事かと思います!
私は留学中、「これどういう意味だろう?なんていうんだろう?」と思ったことを「Evernote」というアプリに必ずメモしていました。
今回は、Evernoteにまとめた英語表現の中でも、よく使われていたものをご紹介します!
時間を無駄にせず英語力を可能な限り伸ばすためには、分からない英語表現をメモしていくことが大事です。そして、後から復習をすることで、自分の知識としてインプットするのです。
メモしていなければ、分からない英語表現があっても流れていくだけで、そのうち何が分からなかったのかも記憶から抜け落ちてしまします。
学んだ表現・単語 <友達編>
まずは友達と話している時に、学んだ表現についてご紹介します!
② have~left(残り~)
③ brat(悪ガキ)
④ pout on(すねる)
⑤ take a nap(お昼寝する)
⑥ mess/messy(汚い)
⑦ be zoning out(ボーっとする)
⑧ abdominal muscle(腹筋)
① awkward(気まずい)
アメリカでは、アプリで恋人を作ることが割とよくある話なのですが、私の友人が過去に一度別のデートしたのを忘れ、もう一度同じ人と別のアプリでデートすることに決まりました。
それに気づいたとき、「Aww, it’s awkward to see her.(どうしよう、かなり気まずいよ…。)」と言っていました。
この英語表現は、結構使うシーンは多かったです。
話している時に、空気が一瞬シーンとなり、「気まずいね。(笑)」となることありますよね。
また、思春期は「Awkward age」と言いますし、まさに「気まずい年齢」ですよね。
② have~left(残り~)
「How much longer are you going to stay here?(あと何日アメリカにいるの?)」と聞かれた時、「あれ、残り何日ってなんていうんだろう?残りだから、”remain”を使うのか…?」と脳内で絶賛会議中でした。(笑)
そんな時に、簡単に答えるフレーズがコレ!
「I have 5 days left.(残り5日だよ。)」
「I have」と「left」の間に日にちや期間を入れることで、残り何日間となります。
日本人の私としては、残り〇日という表現だと、「~しかない(=ない)」という表現に頭の中で変換するため、haveがパッと出てきませんでした。
英語においての「have」や「take」など、意味は何となく理解できても使い方は日本語とは全く異なりますよね。
このように、日本語と意味のとらえ方が違う単語の使い方が分かると、より自然な英語表現になるのだと思います。
③ brat(悪ガキ)
これはスラングですね。あまり頻繁に使わない方がいいですが、聞き取れて損はないと思います。若い男性が結構使っている印象でした。
トラブルメーカや、素行が悪い子どもに使いますね。私の友人が子どもっぽい男子に、皮肉として「He’s such a brat.(あいつはめっちゃ悪ガキだね。)」と使っていました。(笑)
④ pout(すねる)
友達が彼氏と喧嘩したときに、別の友人がその子に向かって「ポーティンうんたらかんたら」と言っていたので、まったく分からず、聞いてみました。
「Pouting won’t change anything.(すねてもなにも変わらんがな。) 」ということでした。(笑)
友達同士で、「何すねてんのー!」とも使えますね。
⑤ take a nap(お昼寝する)
「nap」は滞在中にたくさん出てきました!
名詞で、「うたたね」や「昼寝」を意味しますが、「take a nap」の形で使われることが多かったです。
アメリカの人たちはお昼寝が好きだったのでしょうか…?
⑥ mess/messy(汚い)
シェアハウスのキッチンが汚いことが多かったので、よく女同士の愚痴で「汚い!」と言っていました。
例えば、「部屋が汚い」では、「mess」だと「This room is a mess.」、「messy」は「This room is so messy.」という使い方になります。
乱雑という意味では、「dirty」よりは「mess/messy」がよく使われていました。
⑦ be zoning out(ボーっとする)
私は、これよく使いました!(笑)
友達と会話をしているとき、「あれ?さっきなんて言ったんだ?」と考えているうちに次の話題に移り、何の話題か分からなくなる…。
そして、「大丈夫?聞いてる?」と心配されるのですが、そんなときの一言!「Ops, I’m zooning out.(あっ!ボーっとしてた。)」(笑)
しかし、多用はしない方が吉です。使いすぎると、「こいつ、話を聞いてないな。」と思われてしまい評価を落とす可能性も…。
話に入っていけなかった時や、本当にボーッしていた時に使いましょう。
また、「I’m out of it.」や「I’m spacing out.」も同様の意味です。
⑧ abdominal muscles(腹筋)
「え?これ使う?」と思った方もいるかもしれません。(笑)
私の周りではジムに通う人が多く、特に社会人の人は自分のメンテナンスとしてジムへ行く人が多い印象です。友達が「He has such a nice abdominal muscles!(あいつの腹筋すげえな。)」や「I wanna get abs.(腹筋ほしい。)」とよく言っていました。
ちなみに、「abs」は、「abdominal muscles」の略語です。テキストメッセージなどで使うとナチュラルですね。
学んだ表現・単語 <インターンシップ編>
次にインターンシップ中に、「あれ?これどういう意味?」や「よく書類で見たな…。」と思ったものをご紹介したいと思います!
日常会話ではあまり見ないような少し難しい単語が多いです。
「日常会話だけでいい!」という方は、この項目は飛ばしてください。
② FY(financial or fiscal year)
③ settlement(解決)
④ cognitive(認識の)
⑤ designation(指令)
⑥ be available for~(~は空いています)
⑦ advocacy(支援、擁護団体)
⑧ cohort(集団)
① agenda(議題リスト)
私のインターン先では、ミーティングで必ずその週自分がやったことを報告する必要がありました。
その際に、自分の仕事の経過や課題をまとめました。それが「agenda」です。
メールで、まとめて送ってと言われることもありますし、会議の書類に書かれていることもあります。
「議題リスト」と聞くと難しく聞こえてしまいますが、「何かのリスト」や「項目」というような認識でとらえると、意味の把握が楽になります。
② FY(financial/fiscal year)
FYは、financialまたはfiscal yearの略称で、「会計(事業)年度」という意味です。この年度の最後に、企業は決算を行います。
インターン先では、配られる書類でよく「FY」と書かれていました。
口で言う機会は少ないと思いますが、仕事中に見かける機会は意外と多かったです。
③ settlement(解決)
「agreement(合意)」と似たような意味ですね。
大抵は、「合意、解決」の意味で用いられることが多いですが、お金関係、例えばクレジットカードの支払いだと「決済」という意味になります。
④ cognitive(認識の)
「cognitive」は形容詞ですが、名詞の形だと「cognition」になります。この単語どこかで見たことがありますよね?
そう、「recognize」の名詞形「recognition」です。
「recognize(認識する)」は、高校英語でも馴染みのある単語なので、見たことがある方は多いのではないでしょうか?
経験からくるプロセスによる認識が「recognition」、知識や学問からくるプロセスによる認識が「cognition」という違いがあります。
会話ではあまり使わなかったのですが、「cognitive faculty(思考力)」や「認知過程(cognitive process)」という形で書類によく出てきました。
アカデミックな書類でよく出てくる印象です。
⑤ designation(指令)
「designation」は「指令、指定」という意味があります。
私は、健康問題や病気に関する書類を読むことが多かったので、「hosipital’s designation(病院指定)」という単語でよく見かけました。
その他にも、ビザを取る時に「application for designation(指定の申請)」または「designated application(指定の申請)」の形式で記述されていることが多かったです。
何かを申請する時にもよく見る単語です!
⑥ be available for~(~は空いています)
これ!TOEICでも必ずと言ってもいいほど見かけますが、「どこどこの日程が空いている。」ということを伝える時にはビジネスシーンではこの表現を用います。
私もインターン先の人と面接の日程を組む時は、この表現を使いました。
「I’m available for tomorrow.(明日空いています。)」jと言う感じで良く使います
また、メールでは複数日程の候補がある時は「I’m available for the following dates.(以下の日程ですと空いています。)」という答え方をしていました。
⑦ advocacy(支援、擁護団体)
私のインターン先ではNGOやNPOの方々と関わる機会が多かったため、この単語は頻出でした。
もし、インターンだけではなく、海外でのボランティアを考えている方がいたら、この単語は覚えておくことをおすすめします!
その他にも、「提唱」という意味でも用いられることがあります。例えば、「the advocacy of 〇〇(○○の提唱)」という形で文書に書かれています。
【まとめ】 1つずつ消化していくことが英語力アップの秘訣!
いかがでしたか?私がアメリカに行って知った表現をご紹介しました。
「これ知ってる!」というものも、「こんなの使うの?」と思うものもあったと思います!
私が日本では習わなかった、または日本で必要性を感じなかった単語たちですが、あちらでは結構使うことや見る機会が多かったです。ぜひ留学に行く前の参考にしてくだされば嬉しいです。
TOEIC890点と言えど、私は分からないことがまだまだたくさんあります。海外ドラマなんて字幕なしじゃ理解できませんし、英語字幕があっても分からない時なんてたくさんあります。
ニュースは覚えなければならない語彙が豊富すぎて、特定のトピックでないと理解できません。
ですが、それでも分からないことが出てきたら、1つずつメモして覚えるという作業を続けていくしかありません。
890点なんてそんなもんです。英語ペラペラな人がTOEICの点数が高いという概念は成り立ちますが、TOEICの点数が高くても英語ペラペラにはなりません。
ただ、英語力アップと共に、「次のステップ」へは踏み出しやすくなります。
TOEIC500点代の時は、英語の動画を見ても一切わからず、学習しようにも「飽きる」「つまんない」という感情が胸を占めていました。
その後、TOEIC700点代になり、やっと簡単な英語のコラムなどは分かるようになりました。英語の動画を見て、子供向けの簡単な英語が使われていれば、字幕ありなら理解できるレベルになりました。
今では、短いドキュメンタリー程度なら字幕なしでもある程度は理解できるようになりました。次は、新聞を読んだり、海外ドラマを字幕なしでみたり、一人で海外旅行へ行ってみたり…。
英語が分からない時は、勉強しようにも理解できることの方が少なく、勉強法も限られてきます。でも、それを乗り越えると、どんどん選択肢が広がってきます。
留学ではいろんな表現を吸収してきてくださいね!分からない英語表現を分からないままで放置しないことが大事ですよ!いってらっしゃい!