アメリカ留学するなら知っておきたい!アメリカで重要なイベント7つ
アメリカというと、どんな祝日やイベントをイメージしますか?
日本で生活をしていると、海外の祝日やイベントについてあまり具体的なイメージがわいてこないですよね。
今回は、アメリカの祝日やイベントについて解説します。
アメリカで祝日になるイベント
まずは、アメリカで祝日になる日のイベントを紹介します。
祝日に指定されるくらいなので、アメリカ人にとってはそれなりに大きなイベントの1つです。
イベント① 1月1日・New Year’s Day (新年)
最近では日本でも外出をして、新年を迎える人が多いかもしれませんが、従来の日本の新年というと、基本的に家でゆっくりしたり初詣に行ったりと家族と過ごす日ですよね。
アメリカで新年というと、イベント的な要素が強いです。
新年のイベントとして有名なのが、ニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンではないでしょうか。アメリカのテレビではニューヨークだけでなく、アメリカの主要都市と中継をして、カウントダウンをします。
日本では一斉に年越しを迎えます。一方で、アメリカでは時差があるので、新年を迎えるタイミングが都市によって違うのが面白いところです。たとえば、ニューヨークとロサンゼルスでは、3時間の時差があります。
そのため、ニューヨークで午前0時になっていても、ロサンゼルスではまだ午後9時です。そういったことも、国土が広いアメリカならではなので面白いですよ。
イベント② 7月4日・Independence Day (独立記念日)
独立記念日とは、1776年にアメリカ独立宣言が発表されたことを祝うものです。独立記念日の呼び方はIndependence Dayのほかに、Fourth of Julyという呼び方もあるので、覚えておくと良いでしょう。
独立記念日には多くの家が外に星条旗を飾り、夜には花火を上げて盛大にお祝いをします。
独立記念日はアメリカ人にとって大切な祝日なので、もしアメリカ人の友達や恋人ができたときは、7月4日に「Happy Fourth of July」とメッセージを送ってあげましょう。
イベント③ 11月の第4木曜日・Thanksgiving Day (感謝祭)
感謝祭はアメリカの祝日の中で、最も大きなイベントの1つです。感謝祭の前後には、4~5日程度の連休になります。
感謝祭はその名の通り、身近な人に感謝をするイベントなので、実家に帰って家族と過ごす人が多いです。
そのため、道路や空港はとても混雑しますし、アメリカ国内のフライトの航空券は高くなります。
また、感謝祭では感謝の気持ちを込めて、メッセージやメッセージカードを送り合います。メッセージには「Happy Thanksgiving!」と書きましょう。
感謝祭では七面鳥やパンプキンパイを食べるのが一般的ですが、その他のメニューはそれぞれの家庭によって異なります。七面鳥はとにかく大きいので、焼きあがるまでに時間がかかります。私の寮でも食堂に集まって、大きな七面鳥とパンプキンパイを食べました。
そして、感謝祭の翌日がブラックフライデーです。ブラックフライデーは年に一度の大セールを行う日です。日本でも最近広まってきたイベントですよね。
ブラックフライデーは、お店が黒字になることから、その名がついたといわれています。多くの人がブラックフライデーで、クリスマスのプレゼントを買います。
ブラックフライデー当日にショッピングモールに行くのはとても混雑しますが、勇気のある人は行ってみてはいかがでしょうか。(笑)
イベント④ 12月25日・Christmas (クリスマス)
クリスマスもアメリカで最も大切なイベントの1つです。アメリカでは多くの場合、12月20日頃から休みに入り、1月2日から仕事が始まります。
アメリカでは新年はそれほど重要なものではないため、日本と比べると仕事納めが早く、仕事始めも早いのです。
クリスマスにはみんながプレゼントを用意して、クリスマスツリーの下に置いておきます。そして、クリスマス当日になったら、プレゼントを開けます。クリスマス当日まで中身を見ることができないので、なんだかワクワクしますよね。
日本でクリスマスというと、恋人のイベントというイメージです。しかし、アメリカではクリスマスは家族でゆっくり過ごすイベントです。感謝祭のときと同様に、みんな実家に帰ります。
もしもアメリカ人の恋人ができて、クリスマスに実家に呼ばれた場合、相手が真剣にあなたとの将来を考えていると思って間違いありません。
また、クリスマスの食べ物というと、日本ではチキンやクリスマスケーキが一般的です。しかし、アメリカではローストビーフやパイ、ジンジャーブレッドを食べます。
ちなみに、クリスマスを過ごす時に注意をしたいのが、お店の営業時間です。クリスマスの日は、ほとんどのお店が閉まります。大型のスーパーであっても、短縮営業となります。
どこにも出かける予定がないのであれば、生活に必要なものや食料は困らない程度に買っておきましょう。
さらに、クリスマスの挨拶として、「メリークリスマス」が知られていますが、実はこれはキリスト教を信仰している人たちの挨拶です。
アメリカにはさまざまな宗教を信仰している人がいるので、アメリカで「メリークリスマス」と安易に使うのは、知らぬ間に失礼になるかもしれません。
「Happy Holidays!」であれば宗教関係なく使えるので、こちらを使いましょう。
アメリカの祝日ではないけれど重要なイベント3つ
ここまで、アメリカの祝日について紹介をしましたが、次に祝日ではないけれど、盛り上がるイベントについて紹介をします。
イベント⑤ Easter (復活祭)
日本でイースターというと、ディズニーランドで行われているようなイベント的な要素がとても強いですよね。復活祭とは、イエス・キリストが復活したことをお祝いする行事です。
復活祭は日付が決まっているわけではなく、春分の日が過ぎて最初の満月の次の日曜日になります。春分の日とは、昼と夜の長さが同じ日のことです。復活祭は日付の計算の仕方が少し分かりにくいですね。
復活祭が近くなると、スーパーにはイースターバニーやイースターエッグのチョコレートが並びます。小さいものから大きなものまで、様々なサイズが売られています。
イベント⑥ 10月31日・Halloween (ハロウィン)
日本でもハロウィンは一般的になったイベントですよね。アメリカでもとても盛り上がるイベントです。
語学学校でもハロウィンパーティーが開かれ、みんなが仮装をします。この時期になると、ハロウィンの仮装衣装専門店もオープンすることもあります。
また、色々な場所でハロウィンイベントが行われます。私が住んでいたウェストウッドからは、サンタモニカやウェストハリウッドのイベントがありました。
イベント⑦ 2月14日・Valentine’s Day (バレンタインデー)
日本でバレンタインデーというと、女性が男性にチョコレートを渡して思いを伝える日ですよね。しかし、アメリカでは男性が女性にプレゼントを贈る日です。そのため、バレンタインデー当日のレストランはどこも予約で一杯になります。
バレンタインデーには、男性が女性にチョコレートやバラの花、メッセージカードなどをプレゼントします。そのため、バレンタインデーの時期にスーパーに行くと、たくさんの種類のチョコレートが売られています。
バレンタインデーのメッセージに使える言葉は、「Happy Valentine’s Day!」です。英語で打つときは「’s」に注意したいですね。また、「You’re my valentine.」は「あなたは私の大切な人です。」という意味です。アメリカ人の恋人ができたら、ぜひ使ってみてください。
ちなみに、アメリカにはホワイトデーはありません。そのため、バレンタインデーに何かをプレゼントされたとしても、必ずお返しをしなければいけないことはありません。
文化を知ってアメリカ生活を満喫しよう!
この記事では、アメリカの祝日や重要なイベントについて解説しました。
アメリカの行事について事前に知っておくことで、日本で広まっているイベントとのギャップに驚くこともありません。
また、アメリカ人の友達や恋人ができた時にも、祝日や行事に関する知識は役に立つでしょう。