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カテゴリー:学校の選び方

【留学を迷っている人へ】努力すれば必ず成功のチャンスがある国「アメリカ」

公開:2020/02/17 著者:前田 洋子 550 Views

「大学留学したい」という思いを持ちながらも、英語力や経済的な理由で、なかなか一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

しかし、「やりたい」というチャレンジ精神と、頑張る覚悟があるのならば、不可能はないと思います。

よく、”American Dream”などと表現されますが、努力すれば必ず成功のチャンスがある国がアメリカです。

 

本記事では、「費用面や英語力がネックでも海外留学を諦めないで!」という事をお伝えしたいと思います。

アメリカ大学正規留学をした私の体験談を交えて、まず今記事ではざっくりと流れをお話しします。

具体的内容などについては、後々詳しくご説明したいと思います。

勉強嫌いだった私が大学留学を決意したきっかけ

 

まず、私が留学を決意したきっかけについてお話します。

高校時代、夏休みにオーストラリアへ短期留学をしたことがきっかけでした。

ホームステイをしながら、シドニーの郊外にある現地校へ通い、現地生とともに授業を受けたり、学校行事に参加したり、週末はシティ(市内中心部)へ出かけたり…。

 

オーストラリアでの毎日は、見るものすべてが新鮮で、感動の連続でした。あの時のワクワクした気持ち、感動は今でも忘れる事ができません。

今まで私がいた世界は本当に小さくて、自分の知らなかった世界には、こんなにもワクワクする事・物・人が溢れているんだ、と思いました。

そして、もっと世界の人達とつながりたい、海外で勉強してみたい、海外で働いてみたい、そのためには「英語を話せるようになりたい!」と強く思うようになりました。

 

当時の英語力は、本当に初歩的な日常英会話レベルで、仲良くなった現地の子たちと上手く意思疎通ができず、悔しい思いをしました。

そんな私も、この短期留学をきっかけに「海外の大学へ進学したい!」という目標を持つようになり、勉強熱に火が付き、そこからは英語だけでなくすべての科目において一生懸命勉強するようになりました。

なぜ留学先としてアメリカを選んだのか、なぜコミュニティカレッジ(州立2年制大学)を選んだのか、という理由については次回以降でご説明したいと思います。

 

留学費用がネックでも大丈夫!自立力を高めるチャンス!

 

留学をしたいと思っても、費用面に頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。

私もそうでした。高校卒業後、アメリカの大学へ留学しようと決めた私ですが、現実的にまず考えなければならないのは費用のこと。

私の家庭は、ごくごく一般的な家庭で、兄弟もいました。

 

それゆえに、多大な費用負担を両親にかけてしまうことについて、申し訳ないという気持ちは拭い切れませんでした。

 

アメリカのコミュニティカレッジ(州立2年制大学)へ留学するケースにおいては、渡航するまでの準備費用として、一般的にTOEFL iBT対策の学習塾費用、受験料、留学エージェント費用、学生VISA取得手数料、飛行機代など、少なくとも150~200万円は必要です。

もちろん、それ以外にも学費や生活費など費用は、これに追加で掛かってきます。また、業界大手の留学エージェントへカウンセリングに行った際には、エージェント費用だけで約100万円の見積でした。

渡航してからは語学学校費用、大学の授業料、家賃、生活費、留学エージェントの現地サポート費用、その他諸々で、最低でも年間300万円は見積もっておく必要があると思います。

 

もちろん、どこの州へ行くかによって生活費は変わりますし、進学する学校の種類(州立か私立か)や専攻によっても学費も異なりますが、いずれにせよ少なくとも日本の大学へ進学するより、圧倒的に費用が膨らむということは明白です。

そこで、私は少しでも費用は抑えて留学する方法を自分で考えました。

ポイントは以下の4つです。

 

1. 英語は独学、無料講習やゼミに参加して勉強方法を真似る
2. 手数料無料の留学エージェントを利用
3. 海外留学奨学金(学生ローン)を利用
4. 情報収集はネットやSNSを有効活用

 

上記1および2で、渡航するまでの留学準備費用は大幅に抑えることができました。

大手留学エージェントの場合、書類手続きから学校紹介・選び、入学書類準備、ホームステイ先紹介、現地スタッフのサポートなど、渡航前から在学中~卒業まで、とても手厚いサポートが受けられるかと思います。

一方、手数料無料のエージェントは、本当に必要最低限の手続きのみ委任するという形です。学校選び、書類手続き、大学入学手続きなどは基本的に自分でやりました。

 

※エージェントは色々なタイプがあるので、幅広くサービス内容を調べてみましょう。

 

不安だらけのはじめての留学。書類手続きで不備があったらどうしよう、どの学校がいいのか、どの単位を取ればいいのか、など不安は数えきれないほどあると思います。そんな時、たしかに留学プロフェッショナルであるエージェントが側についているというのは間違える心配はないし、安心ですよね。

特に読み慣れない語学学校や大学のパンフレットを手に取っても、学校説明や入学必須要件など、ちゃんと理解できているんだろうか、これで合っているのだろうか、と不安になると思います。

私も、確かに全てをエージェントにお任せしたら、もっと円滑に進める事ができただろうな、と思う場面も何度かありました。

 

しかし、私が選んだ道は、費用節約というメリット以上に、結果的に自己成長に繋がったと思います。

 

完全にエージェント任せにせずに、自分で調べたり、書類を準備したり、準備をする事によって、自立心が生まれますし、遂行出来たという自信に繋がりました。

3では、学生支援機構の海外留学生用奨学金を利用しました。もしこちらの存在を知らなかった方で、学費に困っている方がいれば、まず問い合わせをしてみる事をお勧めします。

4は、エージェントを断片的にしか利用しなかった分、情報に乏しかった私は、学校選びに際しネットをフル活用しました。

 

当時はスマホもなかったですし、今ほどSNSが発達していませんでしたが、Facebookや個人ブログを飛び回り、時には直接質問したりして現在在学中の方のお話を伺いました。

このような形で、なるべく費用を抑えられるように工夫して留学準備をしましたが、自立力を高める良い機会になりました。

それでも、もちろん両親への負担は決して少なくは無く、私の留学を叶えて卒業までサポートしてくれた両親には感謝しきれません。

 

英語力は自力で伸ばせる!学習方法は模倣すべし!

 

前述したように、私の英語力は大学のアカデミックレベルには程遠いものでした。

高校の科目の中でも、英語は決して得意とは言えるレベルではありませんでした。

アメリカのコミュニティカレッジへ進学するためには、学校から課せられる英語力の条件が2つあります。

 

1. TOFEL iBTでの一定の点数取得
2. 大学提携の語学学校に進学し、プログラムを修了&試験をPassすること

 

大学での授業についていくためには、高校でちょっと英語が得意位の英語力では太刀打ちできません。TOEFL iBTは、大学受験やセンター試験などの英語試験とは、全くの別物です。

一度受験すれば実感頂けると思いますが、非常に高レベルで、普通の高校英語では触れない語彙や内容が満載です。

そこで、TOEFL iBT対策用の塾なども検討しましたが、なんせ授業料が高いです。

 

体験授業や夏期講習だけ受講して、勉強法を真似て独学で自宅勉強することにしました。

 

これは個人的な意見になりますが、やる気があれば独学で十分勉強できると思います。

もちろん塾などを利用したほうが、モチベーション維持にも有効だし、勉強効率も上がるし、情報なども手に入りやすいかもしれません。

資金が潤沢にあれば、無理に独学にこだわらず、塾を利用する方が良いと思います。

 

しかし、費用がネックな方は、必ずしも塾に通う必要はなく、独学で十分TOFELの点数は取れます。書店でもたくさん良いテキストが手に入ります。

勉強法や対策術も、今のネット社会なら調べれば簡単に情報収取できます。だから、「塾に行くお金がない…。」というのは言い訳にはならないという事です。

受験勉強と同じですね。私が実践していた具体的な勉強法について、詳しくは次回以降にご紹介します。

 

“成功の秘訣“はシンプル「目標の可視化 + ロードマップの描写」

 

私の約2年間の留学は、「成功した!」と胸を張って言えるものとなりました。ずっと支えてくれた両親と恩師、そして在学中にともに助け合い戦った友達、周囲の皆のサポートのお陰です。

そして、成功できた一番の秘訣は、明確な目標を持ち、進路イメージをしっかりと描いていたからだと思います。

私は、留学前から以下のような明確な目標と強い目的意識を持っていました。

 

・コミュニティカレッジではGPA4.0を取る。
・カリフォルニア州立大学へ編入する。
・日本人と群れない。
・課外活動に取り組む。
・世界で通用する語学力を高める。

 

私は特別優秀な学生だったわけでもなく、小さな頃から英語学習していたわけでもありません。留学を決意した時には、義務教育の中学英語からスタートし、高校の授業で学ぶレベルの英語力しかありませんでした。

それでも、無事入学時期を逃すことなく、TOEFL iBTの基準点を満たしてコミュニティカレッジへ入学、学校ではStudent Governmentに所属して活動、学生Honorを受賞、GPA4.0で卒業しました。

そして、カリフォルニア州立大学(4年制大学への編入)と日本の有名私立大学の複数校に合格することができました。

 

明確な目標を持たずに留学すると必ず流されます。

 

留学先では、大変真面目で、意識の高い、尊敬できる友人に多く出会いました。

しかし、それ以上に、真面目に勉強に取り組まず、英語力がないのに日本人で群れて、お酒や遊びなど楽な方へ流されてしまう学生も多くいるのが現実です。

留学当初の目標を忘れて、何も達成することなく帰国する人もいます。

 

成績の数字(GPA)など、目標を可視化することは非常に重要だと思います。なんとなく「英語力を向上させたい。」、「音楽・ファッションを学びたい。」という感覚で留学準備を進めることはお勧めしません。

はっきりと「TOEFLで〇点取る。(まずは現在の点数を把握する)」、「音楽で著名な〇〇大学〇〇教授のもとで勉強する。」、「〇〇コンペで優勝する。」など明確な目標地点があると、その目標を見失うことなくロードマップを描きやすいです。

目標設定を明確化することで、その目標を達成出来た時には実感を得やすく、成功体験として人生に刻まれると思います。

 

迷いは能動的な行動で突破しよう!

さて、いかがでしたでしょうか。

本記事では、初回ということで自信の体験談をベースにざっくりとした概要だけハイライトにしてみました。

具体的な内容については、次回以降で順を追って執筆させて頂きます。

 

「留学したい!」という気持ちを持ちつつも、様々な理由で迷っている方へ。

迷っている理由、妨げとなっている障壁を一つ一つ明確にして、どうすれば解消できるか考えてみてください。私の体験談が、解決の手がかりになれば幸いです。

障壁が多くあればある程、乗り越えた時・夢を叶えた時の達成感は格別だと思うので、決して諦めないでください。人生は一度きりなので、悔いのない選択が出来ることを祈っています。

 

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