英語が苦手でも自信が無くても大丈夫!私のNY語学留学の決意と準備スケジュールを紹介
皆さんこんにちは、Miryuです。
海外留学やワーキングホリデーに興味がある方は多いと思います。
ですが、以下のような理由から、なかなか一歩を踏み出せない方もいらっしゃるかと思います。
留学エージェントに頼っても、基本的に手取り足取りサポートしてくれるのは出発前までの手続きであって、現地に行ってからは自力で道なき道を開拓していかねばなりません。
また、個人で語学留学する場合は、大学での交換留学や派遣プログラムのように1から10まで誰かがサポートしてくれるわけではありませんし、同じ大学の友達と一緒に留学することもないので不安な気持ちは良く分かります。
そこで今回は、大学卒業後の9月からニューヨークに1年間の語学留学に行った私が、留学決意から渡航までの流れをざっくりご紹介いたします!
この記事を読んで、少しでも良い意味で語学留学へのハードルが低くなれば嬉しいです!
とても単純?私が留学を決めた理由
私が「ニューヨークに語学留学する」と決めた理由はとても単純で、以下のたった3つです。
「そんな理由でいいの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
「海外留学」と聞くと、大学や大学院、また音楽やダンスなどの専門的な学びを目的としたイメージを持つ方も多いかも知れません。
逆にそういった理由がなく、「海外で英語を学んでみたい!」とだけ思う人は、気後れしてしまうケースがあります。
個人的には、留学に行くのに立派な理由は必要ないと思います。
その国に住んでみたい、その言語を話せるようになりたい、という気持ちは新しい経験と力を身につける大きな原動力になります。
「こんな理由でいいのだろうか…。」と深く考え込まずに、まずは留学してみるべきだと思います。
ただし、留学理由が単純であることと、目的意識が低いことは別物です。私の留学理由はかなり楽観的で単純ではありましたが、以下のように強い信念を持って留学に挑みました。
このように明確な目標を作って渡航をしたので、ダラダラ遊ぶだけの1年ではなく、実のある1年を過ごすことができました。
留学に行きたい理由が何であれ、「明確な目標と目的意識を持って、それを着実に実行していく」ことで、必ず満足のいく留学生活を送ることができます!
超カタコト?私の留学前の語学力
さて、気になるのは留学前の語学力です。
「英語が苦手、だから不安…。」という方も多いのですが、語学留学はできないからこそ行くものです!
私は、留学出発前は、英語関連の資格やまともなスコアもなければ、話すのも苦手でした。
語学留学は、英語が苦手でも大丈夫です。実際、何とかなりますし、命まで取られませんので!
どれくらい英語ができなかったかと言いますと、高校では英語で学力補充(中間/期末試験で赤点を取り追試験を受けること)になるほど、英語はできませんでした。
大学の専攻は国際系だったので、「何だかんだで英語できるのでは?」と思われがちですが、英語が得意だから、この学部に入れたわけではありません。
もちろん学部内には帰国子女の方も多いことは事実ですが、一般入試が英語に特化しているわけではないので、英語ができなくとも入学できます。
そして大学時代、英語のクラス分けは一番下、そしていくつかの英語で行われる講義は絶対に教授に当てられないように必死で隠れ、常にハテナを頭の上に浮かべたまま講義を受けていました。
TOEICとIELTSは留学前に受けたことがなく、TOEFLは大学で受けさせられた時と2年時に個人的に受験した2回のみでした。
どちらにしろ、点数は低すぎて今後何にも使えないので、結果は速攻でゴミ箱に捨てた気がします…。(苦笑)
帰国子女だったり、インターナショナルスクールに通っていたことがあったり、バリバリに英語の資格持っている方の留学体験談を見かけることも多いと思います。
しかし、そうした英語が元々得意な方の留学体験談は、正直なところ英語が苦手な方にはあまり参考になりません。私が正にそうでした…。
そういった意味で、私は元々英語ができる人ではないので、語学力に自信がない人と全く同じ境遇でしたの、自信を持ってくださいね!
ただ、海外には幼いころからずっと興味があり、頻繁に海外旅行には行っていました。また、洋画や洋楽を楽しむ方だったので、遊びや趣味に関しては「全く英語とは無縁!」と言うほどではなかったと思います。
しかし、上記の通り、学問や生活上は全く英語ができない状態であったのは確かです。
ただ、やる気と努力さえすれば、いくらでも語学力は伸びますし、留学生活を楽しむことができます。
留学準備はいつから?半年前がベスト
「語学留学に行く!」と決めたら、実際にいつから準備を始めるべきなのでしょうか?
どの国に留学やワーキングホリデーするにしても、一般的には半年以上前から準備を進めるべきだと言われます。
私の経験上、アメリカの語学留学であれば、半年前に始めるのが理想的だと思います。以下の6つの理由から、半年間あれば余裕を持って準備できると感じたからです。
ここで、半年間で留学準備をした体験談を語りたいところですが、私が実際に準備を始めたのは渡航の3カ月前でした。これは、かなりギリギリのケースです…!
一般的には、1年前から都市選びや学校選びなど、じっくりと着実に準備をします。
しかし私は行き当たりばったりの大雑把な性格であるため、「卒業後ニューヨークに行きたい!」と心に決めていたにも関わらず、行動に移すのが非常に遅かったのです…。
結果として無事予定通り留学できたわけですが、自分のスケジュールはあまりにも危うかったため、決してお勧めできるものではありません。
読者の皆さんには、最低でも半年かけて準備することをお勧めしたいです。
超ギリギリ!私の準備スケジュール
では、私の留学準備開始(6月)から、渡航(9月)までの3ヶ月間の流れを実際に追ってみましょう。
・6月上旬
ネットで語学学校や滞在場所について検索し、いくつか目星を付けました。語学学校の選び方や滞在先の手配については、別記事で詳しく書かせていただきます。
・6月下旬
学校や現地の雰囲気を把握するべく、実際にニューヨークに行ってみました。ネットの情報と自分が実際に感じることは違うので、直接学校周辺地域などを視察しに行きました。
・7月上旬
無料カウンセリングをしていただける留学エージェントで、語学学校入学や留学に必要な書類や手続きについて詳しくお話を伺いました。
やはり専門の方に聞くのが一番確実なので、お手伝いしていただいたお陰でかなり準備が進みました。
・7月下旬
銀行の残高証明書など、学校やビザ申請に必要な書類を揃えました。
・8月上旬
書類の提出、学費やビザ費用の振り込み、ビザ面接の予約を行いました。
・8月30日
ビザ面接を行い、無事発給されることが確定しました。
・9月5日
パスポートが郵送で自宅に届きました。なんと出発3日前…!
・9月7日
荷造り開始。(なんと前日!)
・9月8日
東京出発、ニューヨーク到着。
・9月10日
語学学校の授業開始。
ご覧の通り、予定通り渡航できるかできないかの瀬戸際で、本当にギリギリのスケジュールでした。
一番の問題は、ビザの発給でした。通常9月から渡航予定の方は、6月か7月にビザを発給してもらうのですが、私は渡航する3日前にビザを受け取るというかなりハラハラの状況でした。
どんなに遅くても渡航1カ月前である8月上旬にはビザ面接を行うべきだったのですが、8月中旬に2週間以上の海外旅行の予定があったため、上旬にパスポートを預けるわけにはいきませんでした。この時期に海外旅行に行くこと自体が完全なミスです。
結果として運よくスムーズにビザが発給されたので無事渡航できましたが、留学準備段階からスリルを味わう必要はないので、遅くとも2カ月前までにはビザの手配を終わらせておくことを強くお勧めします!
私の場合は学校や仕事が無かったためフレキシブルに動けましたが、社会人の方であれば時間に制限があるので、尚更準備期間として半年は見積もるべきだと思います。
ただ、留学準備全体を通して手続きに時間はかかりますが、大変というわけではないです。一つ一つ丁寧にクリアすれば、難しいことはありません。ただ時間がないと、焦ってミスをしてしまう可能性があるので、時間に余裕を持つことが大事なのです。
【まとめ】 まずは一歩を踏み出すことが大事!
このようにして、英語のスコアも全く無い状態で準備もバタバタで飛び立った私ですが、目標も達成し最高の1年間を過ごし留学を終えました。
私のように無茶苦茶なスケジュールでギリギリの渡航…なんてことにはなってほしくはありませんが、留学するということに対して、「あまり高すぎるハードルを感じてほしくない。」という思いは伝わったでしょうか?
友人の中には、ずっと「留学に行ってみたい。」と言い調べながらも、一歩を踏み出せない、また自信が持てないで、留学に結局行かずじまいな人もたくさんいます。
何歳であろうと、どこで何をしていようと、留学するのに遅いということはありません。
実際、留学すると30代前後の社会人経験者はたくさんいますし、60過ぎのシニアの方まで幅広い年齢層の方が留学に来ています。
ただし、留学手段によっては、ワーキングホリデービザのように年齢制限があるビザもありますし、学校生活や言語の習得スピード等を考えると、語学留学は早く行くに越したことはありません。
留学に行きたい気持ちはあるけど悩んでいる方は、これを機に思い切って留学への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?