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アメリカ英語にはさほど激しい訛りはありませんが、アメリカ国内でも地域差があります。大雑把に分類すると、北部と南部、東海岸と西海岸で発音に少々違いが出てきます。一般的にテレビなどで話される標準語とされるのは中西部の英語であるため、ミズーリ州、ウィスコンシン州、オハイオ州、ミネソタ州、ミシガン州、インディアナ州、イリノイ州、ノースダコタ州、ネブラスカ州などの地域は訛りが少ないと言えます。日本人が聞き取りやすいのは、カリフォルニアの方の英語だと言われています。しかし、アメリカ国内における訛りに関しては、特段気にする必要はありません。英語は世界での共通語として広い地域で使われているため、どの国、どの地域に行ってもそれぞれ独特の訛りや言い回しがあります。そのため、基本的な英語がしっかり話せれば、相手側も自分の話す英語を聞き取ってくれます。訛りのある英語も英語の一種であるため、綺麗な英語しか聞き取れないようであれば、現実の場で使い物になりません。まずは自分の言いたいことをしっかりと伝えられるよう、基礎をしっかりと勉強することが一番重要です。