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多くの語学学校では、学生寮かホームステイかで選ぶことができます。それぞれメリットとデメリットがあるため、両方の違いを良く調べた上でご希望に沿った滞在方法を選択してください。また長期滞在する場合は途中で学校を切り替えることも可能なため、まずはホームステイ滞在をした後に、学生寮やシェアルームに移る方が多くなります。以下、ホームステイと学生寮のそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
ホームステイ | 学生寮 | |
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メリット | 現地で暮らしている家族と同じ家に住むため、現地の生活や習慣について詳しく教えてもらったり、観光に連れて行ってもらったりするチャンスが多くなります。ネイティブスピーカーと一緒に暮らすため、生の英語に触れる時間も長いことから英語力の向上も期待できます。家族の一員として迎えてもらえ、ホームステイ期間終了後も継続的な付き合いをしている方もいらっしゃいます。ホームステイは留学生活で一番貴重な体験になると言えます | 学校によって一人部屋かシェアルームかは違いがありますが、ホームステイよりも比較的自由に過ごすことができます。同じ学校で学ぶ友人たちと暮らすので、友人と話したい時にいつでも話すことができ楽しく過ごせます。世界各国から集まった学生と生活しながら、一緒に英語を学ぶことができます。学生寮は学校へのアクセスも便利であるため、放課後の自由時間も有意義に過ごすことができます。学生寮は語学学校の近場にある場合が多く、通学時間はホームステイよりも短いケースが多くなります。 |
デメリット | 家庭毎にそれぞれルールや雰囲気が違うため、家族との仲がうまくいかない、ルールを守れないといった場合は肩身の狭い思いをする可能性があります。自分の中で譲れない条件が予めある場合には、ホームステイお申込みの際に、事前に細かい希望などを伝える必要があります。あくまでも家族の一員としての行動が求められることから門限時間を設けているファミリーも多いため、門限がある場合には自由度は比較的下がります。また、学校からは少し離れているため、通学時間は1時間前後くらい掛かるのが一般的です。 | 日本の学生寮のイメージとは違い、アメリカ留学での学生寮に関しては、食事の準備や掃除洗濯は自分で行う必要があります。また、ルームメイトと合わない、他の部屋でパーティをしていてうるさいなどのトラブルが起こる場合があります。学生寮にはその語学学校の学生が中心でネイティブスピーカーがいないという状況であるため、外国人学生同士での英語コミュニケーションが中心となります。ホームステイよりも干渉が無く自由度が高い一方で、常に英語を使う意思を持っていないと英語を使う機会が減ります。 |