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人種差別はアメリカのみならず世界各国で存在するため、人種差別が全くない国というのはまず存在しないと考えて頂いた方がよいでしょう。とはいえ、アメリカは様々な国から観光客や留学生、各国移民を受け入れてきた歴史がありますので、欧州諸国や移民の少ない国に比べると人種差別が少ない国であると言えます。また、アメリカでは人権に対して厳しい国となりますので、何かトラブルなどがあった場合は法的措置を取ることがほとんどです。そのため、企業や学校でも人種差別に対しては細心の注意を払っています。日本は島国であり、単一民族で形成されてきた背景がありますので、自分が人種差別される側になるという経験をすることはまずありません。そのため、海外留学をした場合には、人種差別を受ける経験をすることもあるかもしれないという気持ちで渡航しましょう。人種の違う留学生と一緒に学ぶという貴重な体験から、英語以外にもアメリカの良い面、悪い面の両方を学ぶ社会勉強の場になります。