オーストラリアについて

オーストラリアについて

オーストラリアは海に囲まれた大陸であり、都市と自然が共存する魅力的な国です。オーストラリアの国旗は、イギリスとのつながりを象徴する青地に英国国旗のユニオンジャック、連邦を表す七稜星、南十字星を配したものです。かつてイギリスの植民地だったオーストラリアが民主的な連合国家として誕生するまでの100年間、オーストラリアの国旗はユニオンジャックでした。建国を果たしたことを機に、新しい旗を作る機運が高まったため世界的な規模で国旗のコンペを行います。その結果、約3万通の応募の中から選ばれたものをアレンジして1903年、現在のオーストラリア国旗が生まれることになりました。現在では外国人の受け入れにも積極的な取り組みを進めており、オーストラリアには様々な人種の人々が暮らしています。ここではオーストラリアがどういう国なのかをご案内していきます。

オーストラリアの各データ

オーストラリアの首都はキャンベラ (Australian Capital Territory) です。シドニーとメルボルンのほぼ中間にあり、 NSW 州内の「首都直轄地域」として位置しています。首都と言ってもキャンベラには国会機能しか存在しないくらい簡素な都市で、エンターテイメントやビジネスの拠点はシドニーに集中しています。

正式な国名 オーストラリア連邦
首都 キャンベラ
面積 7,686,850㎢(日本の約20倍/世界で6番目)
人口 21,293,000人(世界で53番目)
邦人人口 81,981人
言語 英語
通貨 オーストラリアドル/$96※為替は変動します
消費税 10%
政体 立憲君主制
ナショナルカラー グリーン・ゴールド
時差 1時間程度

オーストラリア大陸

オーストラリアについて輝かしい太陽とエメラルドグリーンの海など、溢れる自然はオーストラリアの代名詞となり、都市と豊かな自然が共存する大陸となります。この大陸面積は、ロシア、カナダ、中国、米国、ブラジルに次ぎ、世界で 6 番目に広いのですが、オーストラリア大陸の内陸部の殆どは砂漠地帯となり、人間が住める地域は海岸部が殆どとなります。現在、オーストラリア大陸で登録されている世界遺産は19件。その半数以上がグレートバリアリーフやシャーク湾、マッコーリー島などの自然遺産となっており、オーストラリア大陸の自然が豊かなことが想像できます。

オーストラリア連邦

オーストラリアについてオーストラリアは 6 つの州と、 2 つの準州からなる連邦国です。 1901 年に結成されたオーストラリアは、 100 年以上の歴史を迎える連邦政府となります。南東にはニュージーランド、北にはインドネシア、パプアニューギニア、東ティモールなどがあり、世界で6番目に面積の大きい国となります。自然が多く、世界遺産にも数多く登録されているオーストラリアですが、地域によって違った特徴があります。オーストラリアを構成する州は以下の通りです。

留学地としてのオーストラリア

オーストラリアについてオーストラリアは、英語圏の国としてアメリカ、イギリスやカナダに次いで、留学生の多い国です。特にワーキングホリデーの受入数は、世界一で日本人だけでも毎年 1 万人前後の方がワーキングホリデーでオーストラリアを訪れます。また、他の英語圏留学地よりも物価も安いので、長期留学に適しています。また、昨今の日本で報道されるような凶悪犯罪も無く、治安も安定しています。経済状態も良く年間を通して常に求人があるので、ワーキングホリデーで訪れる国として適している面が多く、毎年留学生の数も増えています。ビザの申請に関しても、電子化されており他国より比較的早く・容易に手続きができるところも留学先として人気である理由の一つです。

オーストラリアの移民政策

本来、大多数のオーストラリア人は、過去2世紀の間に約200の国からやってきた移民もしくは子孫となっています。そのため、文化や言語に多様性があり難民や援助が必要な660万人を超える移民を迎え入れてきた歴史があります。以後、オーストラリアは人種や宗教、文化などで外国人を差別しておらず、外国人受け入れに積極的な姿勢を見せてきました。今では移民の数も増えたため移民政策が厳しくなりましたが、オーストラリア国内には様々な移民が暮らしており、様々な国の文化に触れることができるのもオーストラリアの特徴です。

実はオーストラリアで最も一般に話されているのは英語、イタリア語、ギリシャ語、広東語、アラビア語、北京語、ベトナム語であると言われています。初等・中等学校で教えられている外国語も多岐にわたり、日本語、中国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、インドネシア語、スペイン語、ベトナム語、アラビア語、ラテン語など各地域に偏らない外国語教育を実施しています。そのため、移民だとしても積極的に政治経済、社会、文化に関わっている世界有数の国であり、オーストラリア政府が多様性を受け入れることで国を発展させてきたという経緯があります。留学中、日本語のひらがなの読み書きができるオーストラリア人に出会う日が来るのも十分あり得る話ということになります。

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